ぼやき

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この前アンプを(怪しく)修理して、だましだまし使っている SONY のコンポ DHC-MD77 。久しぶりに CD を買ったので聴こうとしたら、プレイヤーに「 REPEAIR! 」って表示されて使えなかった。このプレイヤーはトレイの出し入れ部分のゴムが劣化したので、以前応急処置的に輪ゴムに取り替えてそのまま放置していたもの。
→ DHC-MD77 を自力修理してみた

DHC-MD77	「	REPEAIR!	」

輪ゴムだとやはり劣化が早いらしく、ちゃんとした修理パーツのゴムベルトを購入しようと思って、ネットを検索してみた。オークションは 10 本単位の販売になってしまったし、海外から取り寄せるると送料が高い。できればすぐに使いたかったので、ゴムベルトの代替品を自作してみることにしました。

ゴムベルトの自作方法の調査

ゴムベルトの代表的な自作方法を調べてみた。

ゴムチューブはポピュラーな方法みたいだけれど、チューブの直径が 1.5mm のものが一番小さいので却下。ゴムシートは素材的にも作成方法的にもベストだと思われるが、サークルカッターは直径 23mm のものが切り出せないようなので却下(後日調べたところによると直径 1cm からカットできるものがあるよう: OLFA コンパスカッター 57B)。

ビニールテープでゴムベルトを自作してみる

すぐに使いたかったということもあって、ビニールテープでつくる方法にしてみました。材料も手元にあるし。作り方は下記のサイト参照。
→ファミコン小市民への道1:ドライブベルト代用品の製作 

簡単に言葉でいうと、 2 本のビニールテープを半分ずらして接着面どうしを貼り合わせて輪を作る。 5mm ほど重ねるのがコツらしい。

必要なゴムベルトのサイズは下記。

  • トレイ回転駆動部: 1mm ×直径 23mm
  • トレイ開閉駆動部: 1mm ×直径 63mm

以上から必要なビニールテープの長さを割り出す。(直径が小さいものは重ね部分を少なくした。 )
トレイ回転駆動部: 23 π+ 3mm (重ね部分)≒ 75mm
トレイ開閉駆動部: 63 π+ 5mm (重ね部分)≒ 203mm

ビニールテープで作った自作ゴムベルト

所要時間は( 1 本失敗したので) 3 本作って 20 分ほど。失敗したものは、段差ができるので重ね部分をカットしたら、引っ張ってみたらテープの切れ目が離れてそこだけビニールテープが 1 枚の状態になってしまった。重ねるのには意味があるのだと実感した。幅はさすがに 1mm にはハサミでは切れず、 2mm ほどになってしまった。

幅	1mm	には切れなかった&

DHC-MD77 の分解と自作ゴムベルトの取り付け

DHC-MD77 の CD プレイヤー部分は左右のネジ 2 本ずつを裏面のネジ 1 本の計 5 本を外すと上蓋が外れる。開けてみてびっくり。なんとアジカンの CD が入ったままだった。 CD が入った状態だとロックがかかっており、 CD トレイが取り出せないので、ゴムベルトが交換できない。ロックを解除するためには、底蓋も開けないといけないので少々面倒だ。

アジカンの	CD	が入ったまま

底蓋を開けるのは全面パネルを緩める必要がある。底の前側のネジ 4 つを外す。全面パネルと本体を固定している左右のネジを 1 本ずつ外す。これで底面のツメを外せば全面パネルが緩む。底面のネジを 4 つ外すと底蓋が開く。

裏蓋を開けた状態

ロックを外すためには、真ん中にある円盤の下にあるギザギザの歯車(上写真の→の部分)を時計と反対回しにすると、ロックが外れる。無事 CD が取り出せた。

自作ゴムベルトに交換後

裏蓋を元に戻してトレイを引き出すと、ゴムベルトにアクセスできる。思ったとおり輪ゴムが劣化して部品にくっついている。この輪ゴムのカスを取り除くのが結構大変だった。輪ゴムは代替品にしてはいけないと思った。

「	NO DISC	」と表示

無事交換を終えて電源を入れると、「 NO DISC 」と表示された。修理完了である。表示部分がだいぶ暗くなってきているけれど、ただ聴くだけなら問題ない。

直径 1cm から切れるサークルカッターがあるようなので、暇があったら 1mm のゴムシートをホームセンターで購入して、自作ゴムベルトを作ってみようと思う。

ゴムベルトを通販にて入手し CD プレイヤーを復活させました。またトレイを開閉するモーターも壊れたので交換しました。
→ SONY DHC-MD77 CD プレイヤーのゴムベルトを交換
→ SONY DHC-MD77 CD プレイヤーの開閉モーター交換

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