トイレのうず

(いまさら)F1 ブラジル GP 2009 〜ベッテル…涙

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今さらですが、 F1 ブラジル GP の感想など。(体調が芳しくなく blog を更新する気になれなかった。)ブラジル GP は先週の月曜日には見たんですが、感想かけないまま。決勝もダンナに見ないといい、ブランケット被って横になりながらチラ見しようと思ったのですが、スタート時の混乱であわわ、と思って思わず前のめり。いやー、面白かった。

レースの流れはもうみなさんご存じだと思うので、個人的な感想をピンポイントで。

まず、ブラジル GP が F1 デビュー戦の小林可夢偉。やるじゃん、って思ってしまいました。日本 GP でクラッシュしたグロックの代役で出場したのだけれど、そうとは思えない堂々とした走り。前半は王者を目前にしたバトンとの抜きつ抜かれつの攻防戦。あれはすごかった。正直トヨタはあんまり好きじゃないけれど、可夢偉は応援したくなるね。レーサーだよ。勝負師だよ。バトンに「クレイジー」っていわれてたらしいね。ポイント取れなかったのは悔しいけれど、でもそれ以上の走りをしたと思うよ。

そして、予選の雨に泣いたベッテル。予選はタイミングが悪くて雨と遅い車にひっかかって、 16 位に終わったベッテル。決勝で巻き返したものの、第 1 スティントで可夢偉・バトンの後ろに引っかかって思うようなレースができなくて 4 位。 16 位スタートを思えばいい結果なんだけれど、王者への夢を繋げたかったベッテルにとってはそれは敗北でしかなかったみたい。レース後、涙を拭っているベッテルの写真を見てわたしも涙。

予選 18 位スタートであれよあれよという間に 3 位で表彰台にあがっちゃったハミルトン。決勝を見終わってダンナにハミルトンってワンストップだった? といったのだけれど、実際は 2 ストップ。でも、 F1 速報を見たら、ハミルトンは事実上の 1 ストップだったことがわかった。スタート直後のクラッシュでセーフティーカーが入った中、ソフト側のタイヤを履いたハミルトンはすぐにピットへ。そしてハード側のタイヤを履いて給油をしてコースへ戻る。そして、もう一度のピットストップも燃料を大量に積んでハード側のタイヤで走った。通常ならばあり得ないけれど、セーフティーカーが入ったという状況でかつハミルトンがスタート時にソフト側のタイヤを履いていたから可能になった作戦。そこらへんを臨機応変に対応できるのはやはりマクラーレンのチーム力なんだろう。

ちなみにチームメイトのコバライネンはスタート時にハート側のタイヤを履いていたのでハミルトンのような作戦はできず、 12 位に終わっている。レース結果は 9 位だったんだけれど、 1 回目のピットストップで給油ホースを引っ張ったままガソリン振りまいて走行して、ライコネンを火だるまにしちゃって 25 秒加算のペナルティを受けたからなんだけれど。大丈夫かい、コバライネン。ライコネンの金髪ロン毛がチリ毛のアフロにならなくて何より。

ハミルトンの活躍でマクラーレンはフェラーリに 1 ポイント差で優位に立った。ハミルトンとなんだかんだでポイントを取るコバライネンのいるマクラーレンと、事実上ライコネンしかいないフェラーリだと、コンストラクターズはマクラーレンの方が有利だろうね。ライコネンも来年自分がいないチームのためにコンストラクターズを 1 人で闘うなんて、ちょっと胸中どうなんだろう。

そして最後に 5 位で WC を決めたバトン。(去年のハミルトンもそうだったけれど。)優勝とはいわないが、せめて表彰台で WC を決めてほしかったと思うのはわたしだけではないだろう。ロス・ブラウンとバリチェロが揃うと、そのパートナーは WC になるのね。

今週末はアブダビ。どんな形でもいいからアブダビにもつれ込んでほしかったなぁ。

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