ぼやき

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IO データの地デジチューナー HVT-T100 を購入した。実売価格 1 万円前後の地上デジタル放送のみ受信可能なお手軽チューナーである。そのレビューを書いてみようと思う。

購入動機

HVT-T100 の本体と付属品

わたくし、あさこんはすでにマスプロの DT330 を所有しているので 2 台目の地デジ対応チューナーとなる。自室のテレビはブラウン管の 17 インチであるからアナログ放送で十分じゃないの? とほとんどの方がおっしゃると思うが、わたしが地デジにこだわる理由がある。それは tvk の映りが悪いのだ。あさこんは現在神奈川県の西の端っこに住んでいるのだが、静岡からの電波干渉でビートというものが発生し tvk の映りが至極悪いのだ。 LS30 という 3m もある巨大アンテナを立てて電波改善を図ったが、ある程度までは改善できたものの、やはり他局と比べたら見劣りする。そして辿り着いたのが地デジ。地デジならば、電波はある一定水準を超えてれば、ゴーストやビートがなくきれいに映ってくれる。

わたしがそこまで画質にこだわるのは、『水曜どうでしょう Classic 』という北海道のローカル番組をアスペクト比 4:3 できれいに録画するためである。

ほしい搭載機能

今回 I-O DATA 地上デジタルハイビジョンチューナー HVT-T100を購入したのは、 DT330 に不満があったからだ。それは番組予約機能。 DT330 は EPG からの直接予約機能のみで、週間予約ができないのだ。だから毎週 DT330 を操作し番組を予約している。 DT330 側の予約を忘れ真っ暗な画面が録画されていた日もある。そして結婚をし神奈川を離れるにあたり、『水曜どうでしょう Classic 』を録画し続けるために週間予約ができる地デジチューナーを購入する必要が出てきたのである。(引っ越し先でも『水曜どうでしょう Classic 』は放送されているが、テレビ局に冷遇されており、いつ打ち切りになってもおかしくないからである。)

また『水曜どうでしょう Classic 』は 1996 年から 2002 年まで北海道でレギュラーで放送されていた番組(『水曜どうでしょう』の再編集番組)であり、当然アスペクト比 4:3 である。しかし地デジの放送は 16:9 なので左右に黒帯が出てしまう。これをカットする機能があるチューナー( DT330 には搭載)が欲しい。

他機種との比較

今回わたしが検討対象に上げていたのはマスプロの DT400 という DT330 の後継機種だ。これは DT330 より機能が強化されており、週間予約もできるし、 Ir リモコン搭載により DT400 に予約をすれば、番組録画予約と連動して、 HDD レコーダーに録画できるのだ。そして 16:9 で 4:3 番組が放送されたときの左右の黒帯をカットして表示してくれるズーム機能(サイドカット機能)も搭載している。この DT400 がベストなのはわかっているが、現在の実売価格 22000 円前後(→楽天参考価格)。オークションでも 2 万弱という状態である。(→ Yahoo! オークション参考価格)『水曜どうでしょう Classic 』を録画するためだけに購入するのはちょっと高機能すぎる。 DT400は BS 、 CS のチューナー付きだが、パラボラアンテナがないのでうちでは見られません。

HVT-T100 を購入

そこで、今回わたしが選んだのは I-O DATA 地上デジタルハイビジョンチューナー HVT-T100。 Web 上の取り扱い説明書や価格 .com などの情報のを集めたところ、どうやらサイドカット機能に相当するフィット機能を搭載しているし、週間予約も OK なようだ。公式 Web サイトの機能説明に「※ 放送されている映像ソースがすでに 16 : 9 の映像になっている場合は機能しません。」と注意書きがあり、少し迷いもあったが 1 万円の価格差に負けて、アット・ニフティストアにて送料込みの 10250 円で購入した。取り寄せだったが、注文して次の次の日には届いた。

使用感

HVT-T100 ビデオテープとの大きさ比較

届いてまずはテレビに接続してみた。テレビには音声は赤白ジャック、映像は S 端子を利用。接続やチャンネル設定なども説明書どおり簡単にできる。結果は OK である。

実は HVT-T100 の売りは、別売りケーブル( I-O DATA AVeL LinkPlayer 「 AV-LS300 シリーズ」用 ディスプレイ出力変換ケーブル MA-D2A)で D 映像出力端子からアナログ RGB に出力できることである。余っているパソコンモニタが地デジテレビになるのである。スピーカーが必要だが。

ちなみに大きさは現在利用しているマスプロ DT330 に比べるとすごくコンパクト。ちょうどビデオテープくらいの大きさ。外観、大きさの詳細は、 sirius の気まぐれ日記: HVT-T100 購入に書かれているとおり。(購入前に参考にさせていただきました。)

画面表示

I-O DATA HVT-T100の初期設定ではテレビが 4:3 の場合、 16:9 の画像が縦長に伸びて表示される。これはリモコンの「メニュー」ボタンを押して、「機器設定」を選択。「テレビの設定」にて「ノーマル」をしていすればいい。説明書にこのあたりの説明が載っていないのは IO データがパソコンのサードパーティメーカーだからだろうか。(安いチューナーを買ってテレビを見たい層が一番説明が欲しいところだと思うのだけれど。)

機器設定→テレビ設定

         ↓ ↓ ↓

テレビ設定ノーマル

次に気になっていたフィット機能を試してみる。事前にググって見つけた記事 ( マックの風日記 / Switched-on MacWind :地デジチューナー IO-DATA HVT-T100 を使ってみた ) によると、 16:9 の番組でフィット機能を使うと縦長になる、と書かれていたので内心ドキドキしながら、リモコンの「フィット表示」ボタンを押す。 4:3 で額縁放送だったものがズームされ、アナログ放送と同じ画角で表示された。ついでに NHK などの 16:9 の放送でも試してみたところ、ちゃんとサイドカットされズームされた状態で放送が見れた。( 16:9 でサイドがカットできたのは S 端子出力だからかもしれない。参考した記事の方は D 端子で接続されていたようです。)

このフィット機能、電源を落としたら解除されるのかテストしてみたら、電源を落として再投入してもフィット機能が有効のままでした。そして停電になったときのことを想定して、一度電源プラグを抜いてみましたがそれでもフィット機能は ON のままで解除されませんでした。これは HVT-T100を録画のために地デジチューナーとして使うには好都合です。

4:3 画面

 → 

4:3 画面フィット機能
16:9 画面

 → 

16:9 画面フィット機能

予約機能

さて次は HDD レコーダーに繋いでの予約テスト。まずは HVT-T100を EPG から予約をし、 HDD レコーダーのライン入力を同時刻で予約。
すると、予約した番組が始まる 15 秒前くらいに「予約番組がはじまります」という注意文がグレー画面に表示され、予約時間になったらいきなり予約番組が始まった。地デジの放送は現行アナログ放送より約 1 秒ほど遅れて送信されている。これは電波の送信のタイムラグをわざとつくっているためである。なので予約した放送の頭が切れることはなかったが、終わりは 1 秒ほどかけた。欲をいえば、 EPG 予約画面にて前後 5 秒ほど予約に余裕を持たせるようなオプションを設ける工夫があってもいいかもしれない。まあ、わたしは『水曜どうでしょう Classic 』を週間録画するだけなので、説明書 P35 の「日付を指定して視聴予約する」にて前後 1 分ほど余裕を持たせておけばいいので問題ない。

このほかオプションで音声(主音声、副音声など)、予約追従を設定することができる。また予約視聴にするとチャンネルを変えた時に表示される番組タイトルやチャンネル情報は表示されません。録画には好都合だ。

そしてわたしが重要視していた「日付を指定して視聴予約する」機能だが、昔のビデオの予約を思わせるインタフェース。チャンネル、日付(「毎日」「毎週月曜日」「毎週火曜日」「毎週水曜日」「毎週木曜日」「毎週金曜日」「毎週土曜日」「毎週日曜日」も選択可)、開始時刻、終了時刻を設定する。これは番組追従機能は使えないが、 tvk は延長放送をすることがないのでわたしの使用環境では問題ない。

ちなみに HVT-T100より録画されたものはコピーワンスなので DVD-R に焼く場合ムーブになるので注意。

また、 16:9 の画像を録画したい場合は、リモコンの「メニュー」ボタンを押して、「機器設定」の「テレビの設定」にて初期設定の「ワイド」にして録画。 DVD-R に焼くときに 16:9 を指定すればよい。

まとめ

そんな感じでわたしとしては大満足の買い物でした。この I-O DATA 地上デジタルハイビジョンチューナー HVT-T100 と古い東芝 RD-XS31 を利用して、『水曜どうでしょう Classic 』の放送が終わるまでの 1 年ちょっと実家にて予約をしてもらうことにします。ちなみに RD-XS31 は内蔵 HDD が 80GB なので、 30 分番組 4 本、 2 時間で 4.7GB とすると、 68 回分『水曜どうでしょう Classic 』が録画できる計算になります。 tvk の『水曜どうでしょう Classic 』の残りの放送回数は 61 回なので、理論上は実家に放置したままで最終回を向かえることができるはずです。

この HVT-T100 を購入したいけれど、自分の環境でどう動作するか心配という方は、 ioPLAZA お試しキャンペーン(現在は終了)にて購入するのも手。

ご購入より、 30 日以内であれば返品が可能です。
じっくりとお試し頂き用途に沿わない場合はご返品下さい。

とあるので、自分の用途・環境に合っているか試すことができると思います。

*追記 2010.10.27
いろいろ試行錯誤しましたが、 I-O DATA HVT-T100 は視聴予約にはあまり強くないようです。現在はマスプロの DT400 を使用し RD-XS37 と IR リモコンで連動させて予約録画しております。生産終了した製品ですが、デジタルテレビへの買い換えで地デジチューナーが役目を終えて、オークションなどに多く出品されているので、アナログ HDD レコを生かすのならば DT400 がおすすめです。

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