トイレのうず

MacとWindowsでデータ交換するHDDはexFATでフォーマットするのがいいらしい

当記事はアフィリエイト広告を掲載しています。

Mac mini を SSD 換装と HDD 増設して余った Apple 純正の 120 GB の HDD 。こいつをケースにいれて外付け HDD として Windows とのデータ交換に使うことにした。ネットワーク経由でコピーしてもいいのだけれど、うちのルーターやらハブやらは 100BASE-TX なので数十ギガ単位のファイルをコピーすると 30 分くらいかかってしまうのだ。そしてコピーしている間はネットワークが重いから NAS とかのアクセスにも支障をきたす感じ。なので重いデータは外付け HDD で移動することにした。

そこで問題になるのが HDD のフォーマット。 Mac の標準フォーマットは HFS+ 、一方 Windows の標準は NTFS 。 HFS+ を Windows で読む、または NTFS を Mac で読むにはそれぞれ有料のドライバが必要だ。ただデータを運ぶだけなのにわざわざお金を払うのもどうかと思うわけだ。小さいデータだったら FAT でいいんだけれど、 1 つのファイルの容量が 4 GiB (約 4 GB )に制限されているから大きなファイルのやりとりには不向き。それで調べてみたら、 exFAT というフォーマットが便利みたい。

exFAT とは…

exFAT (Extended File Allocation Table) は Windows Embedded CE 6.0 で導入されたフラッシュドライブ向けに最適化された新しい規格の FAT である(従来の FAT との互換性はない)。 NTFS の使用がオーバーヘッドから適切ではない用途に向け開発された。

Windows XP は SP2 から、 Mac OS X は Snow Leopard の 10.6.5 からサポートされているみたい。

さっそく Mac にてフォーマット。

Mac で exFAT でフォーマット

オプションで「マスター・ブート・レコード」を選択。(念のため。)

マスター・ブート・レコードのオプションを選択

Winsows XP 上でボリュームをクリックすると「フォーマットされていません」と警告される。

ディスクはフォマットされていません

Window XP 上で exFAT でフォーマットしようとすると「 Windows はフォーマットを完了できませんでした」といわれる。

調べてみたら Windows XP の SP2 以上で使う場合にも、「 Windows XP 用の更新プログラム (KB955704) 」を適応する必要があるみたい。

Windows XP 更新 (KB955704)

インストールして再起動したら Windows XP で無事に認識されました。これで外付け HDD で大きなファイルがやりとりできる。

関連記事

Mac OS X Mountain Lion で ext3 をマウントする
Mac
FUSE for OS Xインストーラー
Windows XP に 2TB の HDD を増設
WindowsML115
Seagate ST2000DL003
数値地図 S2500 のデータを Illustrator で利用する
Mac
thumbnail
やっぱり動画編集は Windows に軍配が上がるらしい
MacWindowsオーディオ・ビジュアル
thumbnail
肥大した Picasa のデータベースをダイエット!
Mac
Picasaデータベースの容量が大きすぎる
iPhone の Google フォトアプリから見ると同じ写真が重複して表示される件
MaciPhoneWebサービス
iPhoneのGoogleフォトにて写真が重複している