ぼやき

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iPhone 5s のバッテリーを自力で交換しました。その際、両面テープがうまく剥がせなかったり、指紋認証が認識しなくなるトラブルに見舞われたので、その顛末を記録しておきます。

交換前のバッテリーの症状

iPhone 5s のバッテリーは冬の一番寒い時には 60 % から電源が突然落ちていたのでそろそろ寿命かな、と思いました。暖かくなってきてさすがに 60 % で落ちることはなくなりましたが、 20 % の電池の警告が出る前に落ちることは多々あるので、交換に踏み切りました。前回交換したのは一昨日の 9 月で、街の修理屋さんに持っていったのですが、今回は自力で交換してみることにしました。

iPhone 5s のバッテリーの購入

ロワジャパンの iPhone 5s バッテリー交換セット

購入したバッテリーはロワジャパンのもの。 iPhone 4s のバッテリーを交換したときもこちらのバッテリーを利用したのですが、品質に問題なさそうなので、今回も採用しました。

ロワジャパンの iPhone 5s バッテリー交換セットの内容物

内包物はバッテリー本体のほか、プラスドライバー、星形ドライバー、プラスチックヘラ、吸盤、そしてプラスチックのピックです。工具としてはこのほかにピンセットを使いました。

バッテリー交換後バッテリーを固定する両面テープが必要ですが、わたしは普通の両面テープを流用しました。専用のものもうっているのでそちらを購入してもよいでしょう。

交換方法などは以下を参照しました。

→ iFixit : iPhone 5s のバッテリーの交換

iPhone の電源を切り、 SIM カードを抜く

iPhone の電源を切り SIM カードを抜く

必ず iPhone の電源を切ります。しなくてもよいかもしれませんが、念のため SIM カードを抜きました。

Lightning コネクタ脇にネジを外す

Lightning コネクタ脇の星形ネジを外す

Lightning コネクタ脇のネジをバッテリーに付属していた星形のドライバーで外します。

ホームボタン上に吸盤を取りつけ、フロントパネルを持ち上げる

ホームボタン上に吸盤を縦に取りつける

ホームボタン上にバッテリー付属の吸盤を取りつけます。この時、丸い輪っかが縦になるように取りつけると、フロントパネルが持ち上げやすいです。

少し持ち上げたらプラスチックヘラでツメを外していく

吸盤の輪っかに指を入れ少し持ち上がったら、バッテリー付属のプラスチックのヘラを差し込み、ねじる感じでツメを外していきます。サイドもヘラを入れてツメを外すと開けやすいです。けして勢いよく開けてはいけません。

ホームボタンケーブルがつながっているので開けすぎない

ここまできたらフロントパネルが持ち上がるのですが、 TouchID のケーブルがつながっているので、持ち上がるのは 1.5 cm ほどにしておいた方がよいです。

Touch ID ケーブルブラケットの取り出し、ホームボタンケーブルコネクターの接続を外す

Touch ID ケーブルブラケットを外す

Touch ID ケーブルブラケットをピンセットで取り外しました。

Touch ID ケーブルソケットも取り外す

ホームケーブルコネクタを外します。

フロントパネルを 80 度近くまで持ち上げる

80 度くらいまでフロントパネルが開く

ホームケーブルコネクタを外したら、上側を丁番にするようにして 80 度近くまで開きます。

バッテリーのコネクタを外す

バッテリコネクタブラケットを外すためプラスネジを外す

バッテリー付属のプラスドライバーで 2 つのネジを外します。

バッテリコネクタブラケットを外れたところ

バッテリーコネクターのブラケットを外します。

バッテリコネクタを外す

基板のソケットからバッテリーコネクタを外します。

フロントパネルとつながっているケーブルを外す

フロントパネルアセンブリケーブルブラケットのプラスネジを 4 つ外す

フロントパネルアセンブリケーブルブラケットのネジを外します。ネジは場所によってそれぞれ長さが違うので、間違えないようにします。わたしは製氷器にネジを入れてバラバラにならないようにしています。

フロントパネルアセンブリケーブルのコネクタを 3 つ取る

ブラケットが外れたらコネクタを付属にプラスチックヘラで取り外していきます。正面カメラとセンサーケーブルのコネクタ、 LCD ケーブルコネクター、デジタライザーケーブルコネクターの 3 つです。

フロントパネルが分かれる

これでリアケースからフロントパネルが外れます。

バッテリーの両面テープを外す

バッテリを固定している両面テープをタブを引っ張って剥がす

バッテリーの接着タブを取り出して、引っ張って両面テープを剥がします。

バッテリーの両面テープが切れたので無理やり外した

両面テープのタブがちぎれた

しかし両面テープの接着タブが切れてしまいました。原因は温めなかったことと、前回交換したのが街の修理屋さんだったからでしょうか。

もう無理やりバッテリーを外すしかなくなりました。金属に尖ったものでバッテリーを傷つけると火花が散って危ないみたいなので、プラスチックのヘラで頑張りました。

力技でバッテリを剥がした(非推奨)

本当は左サイドから持ち上げるのがよいようですが、うまくいかなかったので、上側から剥がしていったら、バッテリーが弓のように変形してしまいました。もちろんドライヤーで裏から温めてから行いました。

バッテリが外れたところ

幸い火花も出なかったし、本体も変形せずに、バッテリーを取り外すことができました。

バッテリーを両面テープで貼りつけ逆順で組み立て

左がついていたバッテリー、右が新しバッテリー

左が交換前のバッテリーで、右が新しいバッテリーです。

バッテリーに両面テープをつけて貼りつける

ロワジャパンのバッテリーのセットには両面テープがついていないので、普通の両面テープをずれないようにバッテリーに貼って取りつけました。

バッテリーコネクタ部分をうまく収まるように折っておくと取りつけしやすい

このときバッテリーコネクタ周りがうまく収まるように予め折り目をつけておくとやりやすいです。

新しバッテリーを取りつけたところ

新しいバッテリーに変わりました。

動作確認

あとは逆順に組み立てて、動作確認をします。

逆順に組み立てて電源を入れたところ

無事に電源が入ったら、以下の項目を確認します。

  • TouchID が正常に動作するか
  • フロントカメラが正常に使えるか
  • 電話をかけて相手の声が聴こえるか

すべて OK なら取り外したコネクタがきちんとつながっています。

指紋認証できないトラブル

組み立てた当初は TouchID も 問題なく使えていたのですが、時間が経つにつれて指紋認証が動作しなくなってきました。

バッテリー交換後指紋認証が使えなくなった

ホームボタンの上に指を置いても、パスコードの入力画面になるし、 TouchID が使える状態なら、登録されてない指紋ならば、画面上の方の◯が●に変わって「やり直し」と表示されるはずです。

「 iPhone 5s 電池交換 指紋認証 認識しない」などで検索してみると、 TouchID のケーブルを傷つけてしまって使えなくなることがあるようです。そしてホームボタンと本体は紐づけられているので、非正規にホームボタンを交換すると TouchID が使えなくなるというではありませんか! ちなみに Apple でホームボタンを交換すると 3 万くらいかかるようです。

→ひとぅブログ:【人柱レポ】 iPhone SE の Touch ID が故障したので自分でホームボタンを交換してみた

でも指紋認証が使えなくなってホームボタンを交換した人の詳しく症状を読んでみると、ホームボタンのケーブルを傷つけてしまうと、ホームボタンの押し込み自体も効かなくなってしまうようです。わたしの iPhone 5s はホームボタンは効くけれど、指紋認証は認識しない状態です。試しに新しく指紋を登録してみましたが、指紋を認識しません。

ホームボタンは使えるけれど指紋を認識しないという症状から、ホームボタンのコネクタがうまくはまってないのではないかと推測し再度分解してみました。

Touch ID ケーブルソケットの片側が浮いていた

Touch ID ケーブルブラケットを外して、コネクタを見てみると、奥側が浮いています。きちんとはまってなかったのですね。

Touch ID ケーブルソケットをしっかりはめたところ

コネクタをはめ直したところ。

フロントパネルを閉めて、 TouchID が使えるか確認したら、無事指紋認証できたのでたぶん大丈夫でしょう。 Touch ID ケーブルブラケットのはめ方が悪かったようです。写真はありませんが左からスライドさせてはめるようです。

トラブルがいくつかありましたが、無事交換ができてよかったです。バッテリー残量が少なくなってきて突然強制終了することがなくなったのでかなりストレスが軽減されました。

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