今回の旅の一番の反省点はなんといっても、タマンヌガラでの宿。1泊が約2倍になったとしても、7月の初めに空きが出たときに予約変更するべきでした。テンベリン側を挟んだ対岸のリゾート付近は開発が進み、ほとんど動物を見ることはできません。それに比べてムティアラ・タマンヌガラは国立公園内に位置していることもあり、公園にいながら動物に遭遇できる。わたしたちが遭遇した動物のほとんどがムティアラ・タマンヌガラの敷地内でした。そして重い荷物を持って河原を歩くのも辛い。ムティアラ・タマンヌガラ宿泊ならばジェティから荷物を引き上げてくれるので体験しなくていいことです。クアラタハンの公園事務所でしか予約できないブンブンですが、ムティアラ・タマンヌガラ泊ならば着いたその日に手配することが可能。対岸のリゾート組は宿に着くのが6時くらいになってしまうので、その日に予約するのはほぼ不可能です。この3点からも滞在日数が短いならば、高くてもムティアラ・タマンヌガラに宿泊することをお勧めします。そうすれば有意義に時間を使えることでしょう。そう、タマンヌガラでは何もかも、ムティアラ・タマンヌガラ優先にできているのです!
まあ、今回宿泊したリゾートはとても価格が良心的でしたし(食事とか水とか)、ツアーエイジェントのおっちゃんもいい人だったので(この人がいたから都合のいい日程で好きなアクティビティに参加できたといっても過言ではない)、それはそれでよかったのですけれどね。
あとは、タマンヌガラまでのバス・ボート手配。宿のサイトから手配したからOKだと思っていましたが、ツアー会社に予約が入っていなかったというハプニングがあり、危うくタマンヌガラ行きバスに乗れなかったところでした。確認メールを出そうと思いつつ面倒だから、大丈夫だろうって思っていたところで見事に引っかかりました。
そしてシンガポールのラッフルズホテルのビュッフェ。こちらも予約をせねば、と思いつつしなかったら、本当にあと1歩遅かったら、ビュッフェに辿り着けないところでした。ビュッフェはほぼお客が回転しないと思った方が賢明です。わたしたちも開店から閉店までいましたから。
まあ、あとは英語が片言だっていうくらいで、したいことができたので満足です。
あとがきに代えて
今回の旅では本当に同行人のK氏にお世話になりました。特にタマンヌガラの玄関口クアラタハンに着いた日は、コケッコー事件と宿までの道のりで精神的、肉体的にやられてしまったわたしの愚痴を根気よく聞いてくれたのには本当に感謝しています。楽しい旅をありがとう。
そしてやっぱり次はスペインに行きたい。待ってろよ、アルハンブラ宮殿。