十数年読み続けてきた月刊漫画雑誌に先月から「ハチミツとクローバー」が移動してきました。これは今まで連載していた雑誌が休刊したためで、先月からいきなり読むことになったのですが、ちんぷんかんぷんです。いきなり森田兄弟の復讐?とかはぐみの右手神経切断とか暗い話題だし。簡単なあらすじと人間相関図が書いてあったのですが、その絵柄が間違っていたりと適当なつくりで、とても読む気にはなれませんでした。
しかし、このままわけのわからない連載を読まされるのは耐えられないということで、「ハチミツとクローバー」の 1 巻を読んでみました。(うちの姉は流行ものの 1 巻を買ってくるという癖があり、ハチクロの 1 巻も家にあったからです。)すると、 1 巻、結構おもしろい。美大が舞台ということで、いちおうデザインと名の付くの学部に通っていたわたしにはちょっと共感できる部分がある。そして 1 話、 1 話、話がまとまっているのも読みやすい。でも、あのまともに話もしないはぐみがちゃんとしゃべっている連載部分とのギャップには驚いた。そして、 1 巻で彫刻をつくっていたはぐみが連載では油彩をやっている。あれれ? そんなに簡単に転向できるもんではないでしょう、っておもったんだけど、どうなの? いったい 8 巻までの間に何があったのでしょうか。この疑問を埋めるために残りの 7 冊買いますか? 悩むところです。誰かが貸してくれるのがベストなんだけど。
ちなみに、タイトルの「ハチミツとクローバー」はスピッツの『ハチミツ』とスガシカオの『 CLOVER 』が並んで置いてあったところからとったとか。どっちも好きなアルバムで名盤です。