全身に黒服(リ○○ートスーツ)をまとった刺客は東京駅八重洲口にある北海道フーディストへとあるものを求めにやってきた。あるものとは、姉が一目で心を奪われたやわらか on ちゃんとネットで写真を見てからぜひ手に入れたいと思っていた BOSS の CUE 缶である。
北海道フーディストは八重洲南口を出ると道路を挟んで目の前である。横断歩道は遠かったので八重洲地下街を通り抜け地上に上がると目の前。赤い旗がひらめいている。 on ちゃんやどうでしょうミスターや大泉さん、そして福助もいる。
さっそく店内を物色。北海道の名産が並ぶこの店の一角に HTB のグッツが異色を放っている。ぐったりとしている 2 人の男と黄色い on ちゃんのコントラストがいい。
そして手前のテーブルの上には BOSS × CUE 缶が山積みに! BOSS × CUE はセリフが 2 種類あるから注意。わたしはもちろん「ボスどうでしょう」の方を買ってきた。なにがそんなに心惹かれたかってそれは缶の裏側にボス(社長)の似顔絵があるからだ。このたかだか 116 円缶コーヒーが欲しくてはるばる 2 時間かけて東京駅までやってきたバカである。しかもわたくしあさこんはコーヒーが飲めないにもかかわらずである。
そして姉ご所望のやわらか on ちゃん。 on ちゃんのぬいぐるみにも何種類かあるだろうと予想はしていたが、 40 cm 大の on ちゃんがいたのには驚き。綿が入った普通のぬいぐるみ状の物もあったが、ウレタン製のやわらか on ちゃん 500 円を購入。
そして昼食はイートインコーナーでスープカレー( 880 円)を食べた。大泉洋プロデュース「本日のスープカレーのスープ」は一般のスープカレーと比べてどうなのか実感したかったから。感想を一言でまとめると「本日のスープカレーのスープ」はさらっとしていて、北海道フーディストのスープカレーはすこし具材のつぶつぶ感が混じっているところ。辛さは「本日のスープカレーのスープ」の方が辛かったような気がする。(舌の記憶が曖昧。)
そして八重洲ブックセンターで『日系エンターテイメント』の TEAM NACS の記事を立ち読みをして闘いの場へと向かうのであった。
闘いを終えて、帰りの小田急線である斜め斜め前くらいに立っている同じく黒いリ○ルー○スーツをまとった婦女子の鞄にぶら下がっている黄色い物体に目を奪われる。黄色のつぶれた球体から伸びた 4 本の足。あ、あれはまさに on ちゃんの後ろ姿ではないか。それから、彼女が降りるまで何かの拍子に黄色の物体がひっくり変えるのではないかと異様に凝視してしまった。もし彼女がわたしの前、もしくは斜め前に立っていたのであれば、わたしは間違いなく、午後一番に手に入れたやわらか on ちゃんをさりげなく鞄の中から取りだし眺めたに違いない。ここにもどうバカがいると!
小田急線の彼女が鞄につけていたのはプチ on ちゃん、ぐち携帯ストラップに間違いない。あそこまで大きくなくていいから on ちゃんストラップが欲しくなってきた。さりげなくどうバカを主張したい。