行ってきました! 『銀のエンゼル』の舞台挨拶にわざわざ韓国から来るミスターに会いに静岡は清水まで。
午前 9 時過ぎ、最寄り駅を出発。コツオ氏(” How do you like 大殺界 ? “の主)とは東海道線の一番後ろの車両で合流。さっそく火曜日に早朝から並んで取ったチケットをコツオ氏に見せる。そのチケットの写真を取り blog へライブ更新するコツオ氏。どうバカ 2 人が集えば話題はほぼどうでしょう一色。昨日 K-MIX で流れた鈴井監督のインタビューをコツオ氏に半強制的に聴かせたりしていたら、乗り継ぎの熱海へ到着。乗っていた列車が長椅子タイプでポッキーが食べられないと嘆くコツオ氏に熱海で乗り換えたらボックスタイプに違いないと励ましたのだけれど、熱海からの電車も先ほどまでと同じ長椅子タイプの車両だった。ポッキーはおあずけである。
JR 清水駅から、今回の会場の MOVIX 清水のあるドリームプラザへは無料シャトルバスが出ている。ここでもコツオ氏、 moblog する。さすが自分で言い出した企画。熱心である。バスを待っている間、「清水? 清水?」とビラを片手におじさん登場。「清水」って単語だけいわれても意味わからないんですけど。どうやらおじさん、静岡市と清水市の合併により「清水」の名前が消えたのを嘆き運動をしているようである。いや、神奈川県民ですから。
ドリームプラザへは 11 時半前に到着。予定通りである。とりあえず MOVIX 清水のある 4 階に向かうが、途中、アトリウムで焼酎の試飲など誘惑ありすぎ。やるな、ドリームプラザ。
誘惑を振り切り、エスカレーターで 4 階へ。『銀のエンゼル』 1 回目の上映時間中ということで、ロビーは空いていた。この時間を利用して売店にてコツオ氏はどうでしょうグッズを買いあさる。パンフレットにシナリオブック、そして週末買いそびれたという本日のスープカレーのスープをお買い上げ。買い物後、ロビーに聞き覚えのあるイントロが流れはじめる。『銀のエンゼル』の予告編である。先売りを買い求めるときに見たやつだと思っていたら、なんと通常の予告編後に各出演人からのコメントが! 主演の小日向文世さん、佐藤めぐみさん、監督鈴井さん、そして大泉洋。おお、これはいいものを見た。否応なしに期待がふくらむ 2 人。
とりあえず腹ごしらえにと、 1 階のすし横丁で昼食。なんとコツオ氏がチケット獲得に並んだお礼におごってくれるというではないですが! 太っ腹。ありがたくごちそうになります。テレビにも紹介されたというあぶり寿司とやらを賞味する。バーナーでこんがり焼き目をつけて、醤油ではなく桜塩やらわさび塩やらで食べる変わったお寿司。
そのあと、アトリウムの焼酎即売会へ。宮崎焼酎を見てほとんど飲んだことがあると豪語するコツオ氏。ドクターストップ中にもかかわらず、トマトのお酒とやらを試飲するわたし。味と香りはトマトそのものだった。リキュールだそうだ。
1 時ちょっと前。いい頃合いと思い、再び MOVIX へ向かうと、エスカレーターから大量の人々が下りてくる。第 1 回目の上映が終わったってこと。つまりエスカレーターを下りてくる人たちはすべてミスターに会ったあとなのだ! 当たり前だけど。 4 階ロビーはごった返していた。どの会場で上映されるかわからない、県外人 2 人はロビーを意味なくうろうろ。とりあえず、飲み物など買ってみたりする。 1 時 10 分開場のアナウンス。動き出した列に合流。座席は前から 7 列目の真ん中よりちょい右。これはミスターの目線の先になるのでは? と期待が高まる。目があったらどうしよう。
13 時 20 分、少しの空席を残して舞台挨拶がはじまる。まずはインタビアの女性の方が注意事項などを呼びかけて、いよいよ、ミスター登場! ミスターはわたしたちの座席より遠い扉から登場。歓声が上がる。黒のハンチング帽に白のシャツ、軽いグレー系の羽織り物にたぶん黒のパンツ。ミスターはいつもおしゃれだ。
肝心の舞台挨拶は、『銀のエンゼル』の話から脱線した話もたくさんあった。サッカー王国清水での舞台挨拶ということもあって、サッカー W 杯の北朝鮮戦を韓国で NHK-BS1 が入るホテルにわざわざ移って見たこと、今回シンデレラボーイになった大黒も玉野もみんなコンサドーレにいたのにガンバへ移籍してしまうと嘆いたり。会場笑いに包まれる。雪が降ると静岡県人はテンションが上がるというインタビアに対して、札幌市民にしてみれば雪なんて冗談じゃないという。韓国料理おいしくてうらやましいといわれるが、一週間もすれば、キムチにもあきる。旅行で行くからいいのだと。遠いところからわざわざというインタビアに対して、札幌を起点に考えると、たいした距離じゃない。そんな遠くにいってないんですよ、とミスター。そしてどうでしょうの藤村さんと嬉野さんが韓国にくるとはじめ言ってきたときは、うっとうしい、などと思ったが、いざ当日になると 2 時間前から空港で待っていたこと。救命病棟 24 時に出演している大泉さんに対しては「貴重」と一言。 録画してもらった DVD で 5 話までみたけど、大泉さんがどうこうというよりも、ただ単純に救命ファンになってしまっていることなど。
『銀のエンゼル』関係では、東京のプロディーサーなどと組んだことについて、キャスティングで小日向さんを選んだ理由、山口もえさんと輪島さんの会話は成立しないこと、大泉さんは水曜どうでしょうやその他の番組のキャラクターそのままの役と、昨日の K-MIX でしゃべったことと結構かぶっていた。やっぱり上演前の舞台挨拶だからかな?
そして『銀のエンゼル』のノベライズ本『銀のエンゼル −出会えない 5 枚目を探して』、 2 年後の物語の紹介。よくあるようにただ映画を小説化するのではなく、現場が楽しかったからつながりを残しておきたくてそれぞれのキャラクターのその後という設定で小説を執筆したのだという。ただ、もし『銀のエンゼル 2 』をつくることになったとしたら話が変わる可能性がある、今の段階での 2 年後なのだそうだ。
そして会場にタコパーカーを着てきている強者が何人かいたのでその話題にふれる。タコパーカーの写真が撮りたいとコツオ氏。
ミスターの入退場がわたしたちがいた側の扉じゃなくてちょっと残念。そしてミスターは帽子をかぶっていたので表情がよく見えない! でも 2 回ほどこちらを見ていたよ。うん、絶対。あとでコツオ氏と話をしたら、あれは絶対自分の方を見たんだと 2 人とも言い張り平行線。
そして、映画『銀のエンゼル』は DJ 鈴井貴之に紹介されての「トワイライト」で幕が開く。
(「『銀のエンゼル』舞台挨拶を見た後に」に続く)