映画『へのじぐち』の感想というより、ミスターの感想になりそう。
さらっと触りのあらすじだけ説明すると、主人公のすみれはタウン誌の記者。現状に満足していないけど働き続ける自分に疑問を抱いているよう。そこでふとしたことで、日常からはずれた 2 人の男と出会い、非日常を探しにゆく。というストーリー。
その 2 人の男のうち 1 人が 28 歳のミスターこと鈴井貴之なわけですよ。最初はすみれの日常がメインなので登場しないのですが、 3 分の 1 を過ぎたあたりから、ミスター出ずっぱりです。
初登場のカットは横顔。ヘルメットをかぶったテクノカットのミスターが見られます。その後に続くシーンはちょっとキザ。東幹久を思い浮かべてしまったくらい。これは映画、演技してるんだから、と言い聞かせても、軟弱に笑っているミスターにちょっと馴染めない。特に唇を舌でなめて笑うところ。ダメ〜!
そんな中でも、わたしのツボは気球が飛んでなかった草原にしゃがんで、いじけて唇を尖らせている横顔。表情がなんともいえずかわいいです。ここが一押し!
花火のあと踊りまくるミスター、タコ星人? って思ってしまいました。
あと主人公がミスターの腕に絡まるところなんて、うらやましいの一言。そして極めつけは「じゃあ、俺としようか? 変なこと」。あぁぁぁぁぁ。演技とわかっていても、そんなこといっちゃダメ〜!! って叫んでいる自分がいました。
映画はまあ OL がわたしの人生ってこんなんでいいの? って思うよくあるストーリーですが、 28 歳のミスター鑑賞用としては満足できると思います。なんせメインキャスト 3 人の中の 1 人ですからね。
そして、副社も出演しているはずなんだけどわかりませんでした。主人公すみれの会社の女の同僚 3 人のうちのどなたかだとは思うのですが……。
映画に出てきた遊園地、あれって『 man-hole 』で出てきた遊園地と同じなのかしら? ちょっと疑問に思ったのでした。
全然映画の感想になっていない『へのじぐち』鑑賞記でした。