F1 ハンガリー GP を録画で見ました。 FNS の 24 時間テレビの影響で早朝 5 時半とかあり得ない放送時間でしたけれど、皆さん見れましたか? 朝 5 時から 7 時まで予約を入れたので尻切れトンボにならずに見ることができました。
今回のハンガリー GP はすごいあり得ないことだらけでしたね。まず、 Q2 マッサの大クラッシュ。原因はバリチェロのマシンのリアダンパーから脱落した重量約 800g のこぶし大のバネが、数秒後にマッサのマシンの左フロントタイヤで跳ね上げられ、ヘルメットにぶつかったことらしい。バリチェロは手術をしたマッサの病院へ謝りにいったらしい。本当にマッサの事故直後の写真は痛々しい。決勝には出場しないらしいけれど、今後のレースはどうなのだろう。マッサ調子を上げてきていただけに残念である。
→マッサ 大クラッシュで手術、ハンガリー GP
そして Q3 では最後 5 分、システムトラブルでラップタイムが出ないという状況。だから誰がどの位置にいるかまったくわからなかった。出た結果はなんとアロンソのポール! ハンガリーの予選でルノー勢は調子を上げてきているな、と思っていたけれどまさかアロンソがトップとは。アロンソに続きベッテル、ウェバー、ハミルトン、ロズベルグ、コバライネン、ライコネン、バトン、中島一貴、、、。ハミルトンとコバライネンの KERS に挟まれたロズベルグはどう動くのか。各チームがアップデートを繰り返す中、開発力に乏しく沈んでゆくブラウン GP 。あの快進撃は夢だったのか?
予選終了後、発表されたマシン重量を見てみると、なんとアロンソが 637.5 kg 一番軽い! 抜きにくいハンガリー GP のコースでマシン重量を軽くしてポールを取りに来ましたね。上位陣で一番早くピットに入ると予想されるアロンソ。スタート直後からどれだけ 2 位のベッテルとの間にスペースつくれるかが勝敗の分かれ目ですね。そしてバトンが 664.5 kg と一番重い。ポールのアロンソと 30 kg も違う。 1 回目のピットストップを遅くしてアドバンテージを稼ぎたいんだろうけれど、前に KERS 搭載車が並んでいるので、渋滞が予想される。さて、ロス・ブラウンの戦略はうまくいくのか?