昨晩、 tvk の映りが悪いのは、熱海局の静岡放送とオフセットビート妨害が出ているからだ、と結論をだして就寝したのだけれど寝ながら考えていて少しおかしいことに気が付いた。
熱海局ならば、アンテナの方向を調整してやるだけで解決するかもしれない。そう思って、うちが受信している南足柄局と熱海局の位置を地図で調べた。南足柄局は矢倉岳の北、 21 世紀の森の近くに立っている。うちからみるとほぼ真西である。一方熱海局は熱海の対岸、初島という島にある。家からはほぼ真南にあたる。約 90 度も離れているのに UHF アンテナが混信するだろうか? ちょっとした疑念を抱いたわたしは、もう一度静岡の周波数を確認する。今度は静岡県テレビチャンネル周波数ガイドというページで。すると、熱海局のほかに御殿場局も 45ch で静岡放送を放送しているではないか! 御殿場、家から見たら西側だ。嫌な予感を抱きつつ、電波局の位置を確認。こういうときに便利なのが国土地理院のウォッ地図 地図閲覧サービス(試験公開)である。日本全国の 2 万 5 千分 1 地図を見ることができる。これで電波塔のマークを探せばいいのである。設置場所は富士山中腹五合目とあるが、実際は富士スカイラインから御殿場口登山道に入る道あたりにあった。新二合目付近であることを確認。
問題はうちと南足柄局、御殿場局の位置関係にある。ほぼ同一直線上に乗っているのである。角度を測ってみても南足柄局と御殿場局のずれはせいぜい 7 度程度。これは素人がアンテナを動かしたところであわせられる範囲ではない。
やはり電気屋さんの手にまかせるべきであろう。
行き勇んで訪ねた街の電気屋さんは担当者不在ということで話を聞くことができなかった。口惜しい。