WordPress をアップグレードして問題ないか確かめるために、ローカル環境の MAMP を Mojave から Sonoma のへアップグレードで再構築した話の備忘録です。データベースを手動で移行し、バーチャルドメインを設定し、仮想環境の Windows からも表示確認できるようにしました。 2025 年 6 月のことです。
目次
MAMP のインストールとデータ移行
MANP をインストールします。バージョンは 7.2 です。
Document root は外付け SSD に設定していたのでそれを指定します。
ここで MySQL のバージョンを指定しようとして調べていたら、本番サーバーで使用していた MySQL のバージョンが 5 系でサポートが切れていることに気がつきました。
→ tane CREATIVE :【 2025 年 5 月版】 WordPress と対応する MySQL のバージョン情報
Xserver を使っていますが、 MySQL のバージョンを上げるためにはサーバー移行しないといけないようです。これはまた別に記事にします。
ファイルをコピーしての MySQL のデータ移行の方法がわからなかったので、一度 Mojave を起動しデータベースを書き出しました。以下を参考にしました。
→ umana room : MySQL バージョンアップ】データベースを更新してみた
phpMyAdmin にログインして「エクスポート」を選択します。
デフォルトでは簡易になっているので、「詳細」を選択します。エクスポートしたいデータベース名を選択します。
「生成オプション」にて「 DROP DATABASE IF EXISTS コマンドを追加する」と「 DROP TABLE / VIEW / PROCEDURE / FUNCTION / EVENT / TRIGGER コマンドを追加する」にチェックを入れます。
「エクスポート」をクリックし適当な場所に保存します。
Sonoma に戻り「インポート」を選択し、先程のファイルを選択しインポートします。
バーチャルドメインを設定する
以前も設定したバーチャルドメインを設定します。
httpd.conf の編集
MAMP の「 Setting 」の「 Port 」にて Mac と同じ Apache を 80 、 MySQL を 3306 に設定します。サーバーを起動する度にパスワードを訊かれるようになりますが仕方がありません。
Document root に設定したフォルダ内に上図のようにフォルダを設定しています。
次に httpd.conf の編集をします。
- /Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf
- /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
httpd.conf の 666 行目あたりの文頭の「 # 」を削除します。文頭の「 # 」はコメントアウトしているという意味です。
# Virtual hosts
Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
httpd-vhosts.conf の文末( 40 行目)に下記のコードを追加します。複数設定もできます。
<VirtualHost *:80>
ServerName theme.1010uzu.com
DocumentRoot "/Volumes/XXXX/MAMP/htdocs/theme.1010uzu.com"
ErrorLog "logs/theme.1010uzu.com"
</VirtualHost>
<VirtualHost *:8000>
ServerName theme.1010uzu.com
DocumentRoot "/Volumes/XXXX/MAMP/htdocs/theme.1010uzu.com"
ErrorLog "logs/theme.1010uzu.com"
</VirtualHost>
<VirtualHost *:80>
ServerName ドメイン名
DocumentRoot “開発環境までのパス”
ErrorLog “ logs/ エラーログの場所”
</VirtualHost>
SwitchHosts で接続先を切り替え
Mojave までは Hoster とアプリケーションを使っていましたが、 32 bit で動かないので、代替のソフトを探して SwitchHosts を使うことにしました。
「 + 」をクリックして以下の行を追加します。区切りはタブです。
127.0.0.1 theme.1010uzu.com
これでスイッチをオンにします。
するとブラウザから theme.1010uzu.com を入力するとローカル環境に繋がります。
トップページ以下が Not Found になる
Not Found
The requested URL was not found on this server.
→ナプブログ: MAMP をアップデートしたら下層のページが全部 404 になった話し
/Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf 178 行目 の文頭の # を削除してコメントアウトを外します。
LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so
modules/mod_rewrite.so というモジュールを読み込んでいないと RewriteRule が動かないそうです。
VMware Fusion 上の Windows 10 からもアクセスできるようにする
以下の 2 つのファイルをいじるのでコピーをとっておいたほうがよいでしょう。
- /Applications/MAMP/conf/apache/httpd.conf
- /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
ポートの追加
httpd.conf の 56 行目あたりに以下を追加。
Listen 80
# 8000ポートを新規追加
Listen 8000
バーチャルホストの追加
httpd-vhosts.conf に以下を付け加えます。
<VirtualHost *:8000>
ServerName theme.1010uzu.com
DocumentRoot "/Volumes/xxxxx/MAMP/htdocs/theme.1010uzu.com"
ErrorLog "logs/theme.1010uzu.com"
</VirtualHost>
VMware Fusion 上の Windows 10 に SwitchHosts をインストールします。自分の環境にあった .exe ファイルをダウンロードするのがおすすめです。
Mac の「システム設定」→「ネットワーク」にて Mac の IP アドレスを控えます。(ここでは「 192.168.x.x 」とします。
SwitchHosts 上にて + をクリックし名前をつけて以下のように入力します。
192.168.x.x theme.1010uzu.com
「 Hosts ファイルの書き込み権限がありません。」というエラーがでます。調べてみると、アプリを管理者権限で実行するとよいようです。
→ゼロからわかるホームページの作り方:超簡単に ConoHa WING に引っ越し! WordPress データ移行 ~ドメイン変更なし可 & サービス無停止対応
SwitchHosts を終了させてから、スタートメニューから「 SwitchHosts 」を見つけ、右クリックにて「その他」→「管理者として実行」をクリックします。
トグルスイッチをオンにしたら「成功」と表示されました。
Windows の Edge から「 theme.1010uzu.com 」にアクセスしてみると無事に表示されました。


















