ハミルトン圧勝でしたね。ポール・トゥー・ウィンでハミルトン 3 連勝。
チームメイトのロズベルグは 4 番グリッドスタートで、中段グループの争いに巻き込まれて、ボッタスとも接触したりして 7 位まで順位を落としました。でもコース上でヒュルケンベルグ、マッサを捕らえて、リカルドのピットストップの間にファステストを出してリカルドをかわし 4 位まで順位をあげました。そのあとも驚異的な速さで追い上げて、 2 位表彰台。
ドライバーズ・ランキングは 4 ポイントでロズベルグのリード。ハミルトンは 1 度ワールドチャンピオンを獲ったことがあるだけあって、予選も落ち着いているけれど、ロズベルグはこんなに速いマシンでワールド・チャンピオンに手が届くかもという状況がはじめてでなんか地に足がついていない感じがします。予選でスピンしたのは計器が故障してたからだ、といっていましたが、焦っているように見えました。
3 位はアロンソ。さすがアロンソ。ダメダメマシンでも結果を残すアロンソ。でもフェラーリが調子がよかったのは、このサーキットが燃費が楽なサーキットだからで、他にいったらまだダメみたいですね。
あとベッテルはまだマシンに慣れてないみたいで、チームメイトのリカルドの方がペースがよくて、ベッテルがコース上で譲っていました。迷えるベッテルはこの辺りで終わりにして、速いベッテルに帰ってきてもらいたいものです。
それからマッサはやっぱり持ってなかったですね。スタートで接触して、さらにピットストップで左リアタイヤが外れないというトラブルに見舞われ、結果 15 位で終わっています。
そして最終ラップで可夢偉がビアンキをオーバーテイクしたのだけれど、チェッカーが 2 周早く振られていたため、レースはそこで終了したとみなされ、オーバー・テイクが無効になって 18 位フィニッシュになってしまいました。チェッカー振ったの誰なんでしょうね。