1 日遅れで F1 日本 GP 決勝を見ました。なんだろう、この見た後のもやもや感は。
ウェバーがポールでベッテルが 2 番手、 3 番手ハミルトン、 4 番手グロージャン。グロージャンのスタートがめちゃくちゃよくて、 1 コーナーでトップに立つ。でウェバー、ベッテルの順番だったのだけれど、なぜかレッドブルはウェバーを 3 ストップ作戦に変更する。ベッテルの方がタイヤがダメダメだったのに。ウェバーは 3 ストップ作戦で追い上げたけれど、届いたのはグロージャンまでで、その前にグロージャンを交わしていたベッテルには届かなかった。
前戦韓国 GP でマシンが丸焼けになってしまったウェバーは、新しいシャーシですごく調子がよくて予選でポール・ポジションを獲得する。マシンの調子もよくてドライバーもやる気なのに、チームがそれを許さない。レッドブルは 2 人のドライバーが 2 ストップでグロージャンを交わしたあと、ベッテルが後ろだと強引にオーバーテイクをして、マシンが大破したり揉め事になるのを避けるため、わざとウェバーに不利な 3 ストップ作戦を実施してベッテルとの順位を争わせることなく入れ替えた。別にこの行為自体を避難するつもりはないけれど、もやもやするのはレッドブルはドライバーを平等に扱うということを宣言しているのに、あからさまにベッテルをひいきすることだ。だったらベッテル帝国を宣言してベッテルをナンバー 1 待遇にするといってくれた方がすっきりする。来年はリカルドだから確実にベッテルをナンバー 1 待遇にするんだろうな。
リカルドといえば、第 2 スティントで 4 位以下を抑えこんでくれたから、レッドブルはウェバーを 3 ストップにしたり、ベッテルのタイヤ交換で順位が落ちることを考慮しなくてすんだんだろな。リカルド、すでにその役割を果たしている。
予選でベッテルがポール・ポジションを獲得したなら、ベッテルがぶっちきりの優勝で、アロンソが 9 位以下でベッテルのワールド・チャンピオンが鈴鹿で決まってほしかったけれど、ウェバーがポール・ポジションを獲ったから、ウェバーに優勝させてあげたかったなぁ。