何日か前に携帯オーディオプレイヤーが欲しいという記事を書いたのですが、早速購入しました! 購入したのは CREATIVE というメーカーの MuVo V200 というものです。 1GB で 6800 円という破格のお値段。メーカー直の CREATIVE STORE しか販売していなくて、送料が 525 円かかってしまいまったので 7 千円ちょっとでした。 わたしが求めている機能は一通り入っていて、 6800 円というお値段に惹かれて購入。 iPod を必要とするライフスタイル(外で動画を見る)になったらば、そのとき iPod を購入すればいいか、と。 6800 円ならそんな考えで購入できてしまうのがうれしい。
先週の水曜日に注文して、金曜日には到着しました。予定では 21 日着だったのですが、少し早めにしてくれないかと頼んだら、 2 日で届いてしまったのです。オンラインショップの対応も○です。
これを買うに当たって重視したポイントは下の 5 つ。
・ディスプレイが付いていて現在再生している曲がわかる
・充電池ではなく乾電池式
・付属のアプリケーションを使わず音楽ファイルを移せる
・ケーブルを使わず直で USB ポートに接続できる
・転送が USB2.0
これを満たすものが CREATIVE MuVo V200 だったわけです。
・ディスプレイが付いていて現在再生している曲がわかる
これは英会話の Podcast とかを聞きたくて、ランダムに再生される iPod Shuffle だとちょっと不都合だから。買うんだったら、ディスプレイ付きがいいと思っていたのです。
・充電池ではなく乾電池式
日常よりも旅先で使いたかったので、電池が切れたら手軽に手に入る乾電池式を選びました。パソコンに刺さないと充電できないとか、充電器を持参しないと充電できないとかでは不便だから。普段使いは別に充電池を買ってそれを使えばいいかと思って、 SANYO eneloop の単四 2 本と充電器のセットを近所の家電量販店で購入しました。
・付属のアプリケーションを使わず音楽ファイルを移せる
実はこの CREATIVE MuVo V200 は正式には Mac には対応していないのです。でも「ドキュメント、写真などのファイルもドラッグ & ドロップでカンタンに転送。 USB 2.0 対応の USB マスストレージデバイスとしてデータの持ち運びに活躍します。」と書いてあるから、 Mac でも認識してくれるだろう、という予測の元に買ったのですが、 OSX の標準ドライバであっさりと認識してくれました。 USB メモリーも欲しかったから一石二鳥。 iTunes からドラックアンドドロップでファイルがコピーできてそれを再生できるので、不便は感じません。
・ケーブルを使わず直で USB ポートに接続できる
上記の通りちょっとしたデータを USB メモリ代わりに使いたかったから、いちいちケーブルをつなげるのは面倒! 電池部分と USB メモリ部分がパカッと外れてくれるのななかなか便利。実は同じメーカーの Zen Nano Plus というのと迷ったのだけれど、 Zen Nano Plus の方はパソコンからの転送に別にケーブルが必要だったので、迷った末に MuVo V200 にしたのです。 Zen Nano Plus はカラーバリエーションが豊富で、グリーンが気になってたんだけれど。
・転送が USB2.0
これは amazon で MuVo V200 の下位機種 MuVo V100 というのが売っててお値段も同じ。 V200 と V100 で迷ったときの決定打が転送速度の違いだったわけ。
MuVo V100 の詳しい仕様書はネット上にはないみたいなんだけれど、 MuVo V100 と MuVo V200 との違いは 2 点。 FM ラジオチューナーの有無、 USB ポートの転送速度の違い。 FM ラジオなんて聞くつもりないし、実際、昔 FM チューナー付きのウォークマンを購入したけれど、 FM を聞いたのは 2 回くらいだから、そんな機能なくてもいい。
USB ポートは V200 が USB 2.0 、 V100 の方が USB 1.1 。この違いは、たいした違いではないと思う人もいるかも知れないけれど、 USB メモリとしても使いたいわたしには結構重要。ファイルのコピーに時間がかかるのも嫌だし。
ということで、 CREATIVE MuVo V200 を購入したのです。 V100 が USB 2.0 だったら、たぶん V100 を amazon で購入してた。送料はかからないし、 10% 還元してるし、 V200 より 1000 円くらい安く買えるから。
実際に届いて思ったのは、思っていたよりずっといいものが届いたという感じ。わたしはとりあえず繋ぎにそれなりのものを買ったつもりだったので、もっとしょぼいものを想像していたのです。(製造元の CREATIVE さんに失礼ですよね。)大きさは、マッチ箱より少し大きい感じ。電池を入れての重さは Zippo くらいを想像してもらえるといいかも。そしてこの何日間か使ってみて思ったのは、付属のヘットフォンの音は好みじゃないかな、ということ。まあ、これは好きなものに買い換えればいいから、いいか。
MuVo V200 にコピーした音楽ファイルは、ファイル名順に演奏される。 iTunes で音楽ファイルを管理するときに、ファイル名の先頭に曲順を入れていないわたしは、フォルダに入れたアルバムがめちゃくちゃな順番で再生されるのがちょっと痛い。そこで TriTag というフリーソフトを使って、 MP3 の ID3 タグからトラック番号を入手して、ファイル名の先頭に付加しました。
MuVo V200 に音楽ファイルをコピーするときは、 iTunes でプレイリストを作って、それを全選択してドラッグアンドドロップするのが一番簡単なことに気がつきました。でも、これだとプレイリストの順番どおりではなくファイル名順に再生されるので、プレイリストの順番をファイルの先頭に付加してから、 MuVo V200 にコピーするというような AppleScript を作ってみようかと思っていますが、今のところそんなことをする時間がないので、ファイル名順に聞いています。
説明書は各言語まとまったものが 2 冊ついています。これはクイックガイドであって、さわりの説明のみ。ちゃんとした説明書は付属の CD-ROM の中に入っています。もちろん CD-ROM の Wimdows 用なんだけれど、書類が PDF ファイルなので Mac でも問題なく見られます。
*追記* 2006.10.20
MuVo V100 の仕様書が CREATIVE のサイトに公開されました。→ MuVo 100 仕様書
これによると、 MoVo V100 の PC インターフェイスも USB 2.0/1.1 のようですね。 amazon のサイトには相変わらず 「 PC インターフェイス : USB1.1 」と表示されていますが。
ちがいは FM ラジオの有無だけになったようです。
そして、なんと MuVo V100 の 2GB のモデルが出たみたいですね。
CREATIVE メモリーブレーヤー MuVo V100 2GB MV-V2G
わたしが購入するときにこれがあったら、まちがいなく、 MuVo V100 の 2GB を買ってたよ。