携帯用オーディオプレイヤーを手に入れたけれど、なんとなくイヤフォンの音が気に入らなくて、他のものを買ってみました。
「 audio-technica ATH-CK32 WH 密閉型インナーイヤーヘッドホン」
これは普通に家電量販店とかで 2000 円以内で手に入るいわゆる安物ですが、 amazon のレビューで値段の割には音がいい、というので買ってみたのです。
カナル型イヤホンとはインナーイヤーヘッドフォンの一種で、平たくいえば耳栓にイヤフォンが付いているような感じの商品です。
まず、買って使ってみて一番最初に思ったのが、音が大きく聞こえるってこと。今までボリュームは 6 か 7 で聞いていたのですが、このイヤフォンに変えてからは 1 か 2 で聞いてます。耳の穴に密着して密閉するから、外界音を遮断されるんですね。それが何を意味しているかというと、音が小さくて済む=電池の減りが遅い、ってことに他なりません。実際、関東から岡山まで鈍行で旅をしたときも、途中で電池交換の必要なくプレイヤーで音楽を楽しめました。 1 往復半、その時間およそ 18 時間。
あと音ですが、低音から高音までまんべんなくでます。高音が出すぎてて、わたしにはシャカシャカしすぎていると感じたので、イコライザで高音を下げて聞いていたのですが、 SONY EP-EX1 H 交換用イヤピース ( グレー ) を購入してイヤーピースを付け替えたところ、中音域が強調されていい感じになりました。これに関しては個人の好みなので、実際の音を聞いて見てからイヤーピースだけ取り替えても問題ないと思います。(家電量販店に売ってるし、なければ取り寄せも可能だと思います。)
ロック、ポップスなどのボーカルが付いた楽曲を聴く場合は中音域の音が強調されたほうが、聞きやすくなる感じがします。あくまでも個人的感想ですが。逆にクラシックなんかを聴くのであれば、たぶん純正のイヤピースのほうが、低音から高音までノビのある音が聴けるのではないでしょうか。(何度もいいますが、あくまで素人の感想です。)
カナル型のデメリットはやはりコードに物が触れたときの音を拾ってしまうことでしょうか。でもわたしはあんまり気になりません。気になる人には嫌な音かもしれませんが。自転車に乗ってるとコードが風の振動音を拾いますが、イヤフォンで音楽聴きながら自転車に乗る行為自体今年の 6 月から違法行為ですからね(笑)。
あとは、密閉タイプのだから電車のなかで、大音量で聴いていたら駅名のアナウンスとか聞き逃すかもしれません。
とにかくおすすめなのは、聴く音が小さくて済むので、電池の保ちがよくなる点です。わたしは Muvo V200 という単 4 電池が使えるプレイヤーで eneloop を常に 2 本持ち歩いて聴いて交互に使っていますが、ほとんどスペアに替える機会に出くわしません。
ただ白いコードのものを購入したのですが、コードがすぐに汚れてしまうのはちょっと悲しいですね。
ちなみに、耳の穴を密閉する部分であるイヤーピースは大中小と 3 種類の大きさが付いてきます。イヤーピースは耳の穴に直接入れる部分であり、ゴム製なので半永久的なものではないようです。 3 か月使ったくらいでは何も変化は起きていませんが。 audio-technica の純正のイヤーピースの替え部品は同じサイズのものが 3 セット 1 パッケージで売っていますが、 SONY のものは S ・ M ・ L で 1 セットなので、自分に合わないサイズのものは永久に使うチャンスがない、という非常にエコロジーではない商品です。
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