Google Reader がサービス終了するまであと 2 日を切りました。最後まで移行先を迷っていたのですが、 6 月 24 日のβ版が公開された AOL Reader へ移行してみました。
今までの iPhone アプリがそのまま使える可能性を考えると Google リーダーと同じ API を提供する feedly かな、と思ったのですが、わたしが使っている iPhone アプリは MobileRSS でたぶんメンテナンスされないだろうから、どの RSS リーダーに移っても一緒かな、と思いました。あと feedly をなんとなく敬遠したのは、 Google アカウントでしかサインインできないことと、今まで自前ではなく Google リーダーからデータを持ってきてインターフェイスを提供するサービスを行なっていたから、なんとなく不安だったのがあります。
AOL Reader は AOL のアカウントと twitter 、 Google アカウントでサインインできます。わたしは AOL アカウントを取りました。 AOL は昔からあるサイトなので使い勝手のよいアカウントはすでに誰かに取られてしまっています。β版なので、 AOL Reader にサインインすると、メールアドレスの入力を求められ、まずは Waiting List に登録されます。わたしの場合は 25 日の版に登録して、 27 日の午前中に使用できるようになりました。
Google リーダーから OPML でデータのインポート
Google リーダーからのインポートは、 Google から直接データを持ってくることもできるし、ローカルに落とした OPML からインポートすることもできます。わたしは Google アカウントと紐付けしたくなかったので、ローカルに落とした OPML ファイルからインポートしました。
Google からのデータのエクスポートは https://www.google.com/takeout/ からできます。上部のメニューで「サービスを選択」を選んで、「リーダー」をクリックすると、以下のような画面になります。
「アーカイブを作成」をクリックすると「 (Google アカウント )-takeout.zip 」というファイルがダウンロードされます。この ZIP ファイルを解凍して「リーダー /subscriptions.xml 」ファイルが OPML ファイルです。 OPML ファイルは XML で記述されているので拡張子が .xml でも中身は一緒です。
これを AOL Reader の「 Import your subscriptions 」からインポートします。
何度インポートしてもエラーになったのですが、 Mac OS X のファイヤーウォールを切って、アップロードしたら成功しました。
こんな感じです。 AOL Reader がどのタイミングで RSS をチェックしにいっているかわかりませんが、まだ Feed を読めていないものもあります。
feedly では現時点ではできない、 Feed の並べ替えができるのはポイントが高いです。今のところ iPhone アプリも発表されていない模様です。早くリリースされるといいです。 AOL Reader が使いにくかったら Livedoor Reader に移行しようかと考えています。 feedly も現時点ではデータエクスポートに対応していないので、何にしろ Google データエクスポートからローカルに OPML ファイルをダウンロードしておくことをおすすめします。