Mac OSX Tiger では、複数ファイルの一括置換に Jedit4 を使っていました。普段のテキストエディタは mi で一括置換(マルチファイル置換)の時だけ、 Jedit を立ち上げていたのです。でも、 Leopard に移行して、 Jedit4 が起動しなくなりました。 Jedit X にすればいいんだけれど、あいにくアップグレードできないようなので、他のソフトを探しました。
そして見つけたのが、 MassReplaceIt というソフト。でもこれ、問題があるんです。文字コードが UTF-8 のファイルを置換しようとしても、「 Read Error 」となってファイルを読んでくれないことがあるのです。その原因は、 UTF-8 だという BOM というバイト・オーダー・マークが付加されていなかったことにあるようです。一括置換しようとしていたファイルは、 mi で UTF-8 にしたものでした。文字コードが UTF-8 だからといって、必ずファイルに BOM をつけなければならないわけではないようです。
つまり、変換したいファイルに BOM がついていればいいわけで、 UTF-8 のファイルに BOM をつけられるソフトがあるようです。 MultiTextConverter という文字コード変換ソフトです。
→現説と IT と: MultiTextConverter で BOM を付ける
MultiTextConverter を起動し、メニューから「環境設定」を選択。「変換」タブで文字コードを「 UTF-8 」を選択し「 BOM 有り」にチェックをつける。メニューの「ファイル」から「変換」を選択し、変換したいフォルダを選べば OK です。
こうやってひとつづつ Tiger から Leopard の移行で使えなくなったソフトの代替を探してゆくのです。