使っていた iPhone SE 2020 のバッテリーが持たなさ過ぎて UQ mobile に MNP し iPhone 16e に機種変した話です。 2025 年 3 月のことです。
目次
iPhone 16e を購入したきっかけ
iPhone SE 2020 を使っていたのですが、バッテリーの持ちが悪く 1 日に 2 回充電しなければならない状態でした。 DIY でバッテリー交換しようと年末に交換用バッテリーを購入したのですが、息子が病気になり 1 か月以上園にいけず在宅だったり、父が施設を変わるための手続きや引越しの準備だったりをしていたら、あっという間に 3 月の終わりになってしまいました。そして愛知県と神奈川県をいったりきたりしていたら、 iPhone SE 2020 のバッテリーの持ちに本当に辟易して我慢でずに iPhone 16e を購入してしまいました。
iPhone 16e は Apple Store で 99,800 円です。 2025 年 2 月に新しく iPhone 16e が発表されたときにこれじゃない感が強かったのですが、もう iPhone SE 2020 では無理だったので購入することにしました。 Apple Store で購入しようと思ったのですが、 3 月末の新入学のシーズンでケーズ電機にて docomo の iPhone 15 が安いというのでいってみたら、 UQ mobile のお姉さんに話しかけられて、 UQ mobile では 16e か 14 しかキャンペーンの対象になっていないようでした。 iPhone 14 は Apple Intelligence に対応していないし、どうせなら発売日が近いものを購入した方が長く使えるのではないかと思い、迷った末 iPhone 16e を購入することにしました。しかしです、それまで使っていた日本通信は即日 MNP 番号が発行されないらしく、来店予約をしてその日は帰りました。実際は 2 時間ほどで MNP 番号が発行されました。 MNP 番号を発行してから来店すればよかったです。
プランはコミコミプラン + かトクトクプランしかキャンペーンが適応されないみたいでした。父の施設を変わる関係で施設とのやりとりで電話をかける機会が多いと判断し、 10 分以内の通話料込みのコミコミプラン + を選択しました。どう考えてもデータ通信を 33 GB も使いませんが。
自宅のインターネットの固定回線も変更しないかなど勧められましたが、 15 年ほどずっと同じプランを使っており、今の速度以上のものを選ぶと月額使用料が高くなるので断りました。
iPhone SE 2020 から 16e へのデータ移行
左が iPhone SE 2020 で、右が iPhone 16e です。少し大きくなりました。
データ移行は Mac の Finder を使って、バックアップして復元を行いました。この頃 Mac と NAS の接続が頻繁に切れる現象が起きており、バックアップするのに 6 時間くらいかかったのが誤算でした。
LINE の引き継ぎの手続きとバックアップするときの暗号化を忘れずに。
iPhone 16e を実際に使ってみて
iPhone 16e を実際に使ってみての感想です。
よかったところ
バッテリーの持ちが非常によい
同じ使い方してても 1 日に 2 回充電していたのが 2 日に 1 回の充電でよくなりました。カメラのレンズが少ない分だけバッテリーが大きいのと、 Apple が独自に開発したモデムが省電力みたいです。これだけで大満足です。
上図が本日 2025 年 10 月 10 日現在の iPhone 16e のバッテリーの様子です。 2025 年 3 月 21 日に機種変して使い始めて、本日で 204 日目です。 Charge Cycles が 92 なので、 2 日か 3 日に 1 回の充電で済んでいることがわかります。
ライブ留守番電話
以前は IP 電話の SMARTalk に転送して留守電を使っていました。
2025 年 2 月 28 日で SMARTalk のサービスが終了したので留守電が使えない状態でした。
しかし iPhone 16e で初めから入っている iOS 18 からライブ留守番電話が日本語にも対応になって、 iPhone 本体で文字でもメッセージを受けられるようになりました。文字で留守電を確認できるのですごく便利です。
5G 対応
iPhone SE 2020 は 4G までの対応だったのですけど、 iPhone 16e は 5G 対応です。でもまあ、家の中では場所によって 4G だったりするので、そんなに恩恵はなかったです。
自宅でスピードテストすると 5G で繋がっているのに、下り 39.9 Mbps と 4G 程度の速度でした。なんちゃって 5G に繋がっているのかも。試しに豊橋駅周辺でチャレンジしたところ、帰宅時間の混雑している時間帯にも関わらず 84.1 Mbps という速度が出ました。
なくても困らなかった機能
MagSafe 非対応
まったく使っていないので問題ありません。
カメラが 1 レンズ
24 〜 720 mm のコンデジを持ち歩いているのでメモ程度に撮れれば充分です。
4G で 1.5 GHz 帯がサポートされない
iPhone 16e は独自開発したモデムが搭載されており、これはバンド 11 と 21 は非対応です。これは 4G の 1.5 GHz 帯です。今のところ困っていませんが、 docomo は 1.5 GHz 帯を iPhone では積極的に使っているので、 docomo 系の MVNO に MNP した際に繋がりが悪く感じられるかもしれません。
→ ASCII.jp :【ドコモ大丈夫 !? 】 iPhone 16e は 1.5GHz 帯に非対応 どういう意味を持つ?
USB-C ケーブルから画面のミラーリングができない
まったく使ってないなかったので問題ありません。
ないのを知らなくて残念だった機能
カメラ画像が RAW で保存できない
RAW 現像が趣味なのでこの機能がなかったのはちょっと誤算でした。カメラ機能を重視するなら、廉価版は避けるべきみたいです。
iPhone 16e のために購入したアクセサリー
ケース
ケースは楽天でリングつきのものを買いました。
画面保護フィルム
画面保護フィルムは iPhone 16e 用は出ていなかったので、下のポストを見て iPhone 13 用を買いました。
このケースでタイプ c 充電もできました。ガラスフィルムはこちら。
もうこれ、 iPhone16e じゃなくて iPhone14SE では? w pic.twitter.com/tLgM9YTHxf— 市松硝子 (@glass_shoko) February 28, 2025
ダイソーでカメラ部分がえぐれているガラスフィルムを買いました。
iPhone 16e に iPhone 13 用のガラスフィルムを貼ったところです。サイズもピッタリでした。
予備の充電ケーブル
充電 USB-C になったので、車置きや持ち歩き用の USB 2.0 Type-A / USB Type-C の充電ケーブルを 3COINS で購入しました。
→ 3COINS :タイプ C ケーブル: 1 m
→ 3COINS : L 字型タイプ C ケーブル: 1 m
イヤフォン
iPhone SE 2020 に付属していた有線のイヤフォンは Lightning なので使えなくなりました。ステレオミニプラグのイヤフォンも断線して右から音が聞こえないので、同じ audio-technica の有線イヤフォンを購入して、純正の USB-C → イヤホンジャックの変換ケーブルを購入しました。レビューを見てるとサードパーティ製は相性問題があるようなので純正にしました。
iPhone 16e は発売されたときはこれじゃない感が強かったのですが、実際に使ってみるとバッテリーの持ちが大変よく大満足です。
docomo 回線の日本通信が人混みで繋がりにくいので、副回線として povo を契約しているのですが、 povo も UQ mobile も au 系なので、バックアップの意味がなくなってしまいました。なので eSIM は移行せず iPhone SE 2020 に入れたままにしておきました。