NHK のニュースでノート術が取り上げられていた。 1 冊にすべてまとめるノート術とノートをマインドマップで書く方法。
わたしは自己流で大学時代からなんでもノートという A5 サイズのノートをつくって、そこにスケジュールからやるべきこと、調べたことのメモなんかをすべて書いていた。 1 冊持ち歩くだけですべて用がすむので大変重宝していた。ノートの右上には必ず日付を記入していつ書いたものかわかるようにしておくのもポイント。そして使い終わったノートは表紙に日付を記入して時系列で保存。よく参照するページには付箋やクリップをつけておく。
一見よさそうに思えるこの方法、ひとつ大きな落とし穴があったんです。それは修論の締め切りも迫った師走の忘年会での席。そうそのノートを取り出して話をしていたら紛失してしまったんですね。すべてが書いてあっただけにかなり愕然としました。そのお店に問い合わせてもすごく冷たい態度を取られたし。たぶん捨てられたんだろうな。
とにかく 1 冊にまとめるのはいいけれど、紛失には注意! ニュースに映像に映っていた後ろポケットに入れるなんて怖いことはできません。すべてが詰まっているだけになくしたらすべてがなくなります。
マインドマップについては、 MindManager というソフトを強制的に使わされているけれど、発想が豊かになるとは思えない。マインドマップは結局のところツリー状に思考を整理していく手法なので、ツリーのノードとノードの関係性は表現できないのよね。手書きの場合はまだしも、ソフト上だとさらに融通が効かない。そこが不満。
わたしは人の脳なんてひとりひとり違うんだから、自分にあったノート整理法や書き方を自分で考えればいいと思う。人の手法を使ったら、ある程度の水準まではいくと思うけれど、それ以上は望めないと思う。まあ、普通に生きていればある程度できれば十分だから、取り入れるところだけ取り入れて自分流にアレンジしていけばいいと思うんだけれど。