トイレのうず

脱水ができない洗濯機の修理 〜SHARP ES-T703のVベルト交換

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騙し騙し使っていた SHARP の洗濯機 ES-T703 の脱水が全然できずびちょびちょで故障したので、 DIY で V ベルトを交換しました。 2024 年 10 月下旬のことで、その備忘録です。

脱水できない洗濯機の現状

うちの洗濯機は結婚した当初に購入した SHARP の ES-T703 で、もう 15 年程使っています。この機種にしたのは穴なし槽でかつ毛布が洗えそうな大きな洗濯槽だったからです。

しかし 2 年くらい前から脱水が甘いことがあり、とりあえず洗濯槽底の回転板を外し掃除したらそれなりに脱水してくれるようになりました。

脱水が甘く水が滴る洗濯物

今年の夏前にまた脱水が弱くなりタオルが水を大量に含んだままで重いことが多くなったので、再度回転板を外してみましたが汚れは溜まっていませんでした。

他の原因を探るため検索してみると、脱水不良は洗濯機の底にあるモーターの力を伝える V ベルトを交換すればよいようです。

→マサさんの DIY ブログ:脱水できない洗濯機・・直す

洗面台が邪魔で洗濯機を倒せない

洗濯機の V ベルトと交換するのに洗面台が邪魔

しかし洗濯機が置いてある洗面所は 1 畳と狭く、手前に洗面台があるため洗濯機の底を確認することができません。

以下のブログを見ると大人 2 人がしゃがむスペースがないと洗面台越しの洗濯機の取り出しは大掛かりな道具がないと無理なようです。

→便利屋 diary :洗面台が邪魔で出せないドラム式洗濯機を搬出

近場の便利屋さん系を探してみましたが、結構なお値段がするし出すだけではなく入れなければならいので倍の値段かります。

それなりに脱水できる日もあるし、夏だったので洗濯物も乾くので、そのまま最後の脱水を 2 回かけて使っていました。しかし 9 月に施設に入っている実家の父の様子を見にいっているときに夫が洗濯していたら、脱水を 2 回かけてもびちょびちょで手絞りしたらバケツの底に 10 cm くらい水が溜まったそうです。それでもわたしが帰ってきて洗濯したらそれなりに脱水できていたのでそのまま使い続けでいました。

しかし 10 月半ば過ぎから 2 回脱水してもびちょびちょのことが多くなり、洗濯機がきちんと脱水するか洗濯機のそばで監視する必要が出てきて、全然全自動ではなくなってしまいました。

全然脱水できないときの動画です。洗濯物はびちょびちょなのに水が飛ばされている音がしません。

これは本当にどうにかしなければなりません。しかし新しい洗濯機を購入したとしても古い洗濯機を出す作業にお金がかかるのは変わりません。そして新しい洗濯機を物色しに家電量販店にいったのですが、今の縦型は節水のためか同じ 7 kg タイプでも洗濯槽が 2 周りくらい小さいのです。これでは家で毛布が洗えないではありませんか。洗濯槽が同じくらいかそれより少し小さい洗濯機にすると 10 kg のものになってしまいます。しかもいらない乾燥機能もついてきます。

これはもう洗濯機手前にある洗面台を取り外すしかないのではないかと洗面台の中を覗いて見ました。

洗面台は止水栓なしで壁配管

止水栓がなく壁の配管に直でつながっていました。たぶん建築年代から水道管は鉄管が使われていると思われ、壁つきの場合万が一失敗し鉄管が破損したときには壁を破壊して直す必要があるためプロに頼む方が無難です。水道屋さんに事情を話したら、すぐに下見をしてくれて対応できるとのことでした。ということで部品が届き次第再度連絡を入れることにしました。

SHARP 洗濯機 ES-T703 の V ベルト交換方法と部品の入手

V ベルトの交換方法は以下の YouTube を参考にしました。

V ベルトは洗濯機の型番で検索すると純正品が売っていたので購入しました。 SHARP 2102710062(M-19) というものです。

早く直したかったですが、ちょうど Amazon プライム感謝祭のあとで、プライムでも到着予定が 11 月になるようなので、楽天のお店で購入しました。

交換用 V ベルト SHARP 2102710062(M-19)
SHARP 2102710062(M-19) 横から

注文から 3 日で到着しました。

SHARP 洗濯機 ES-T703 の V ベルト交換

SHARP ES-T703 の V ベルトを交換します。

洗面台の取り外し

V ベルト到着後、水道屋さんに連絡を入れると翌日の朝にきてくれることになりました。

水道屋さんに洗面台を撤去してもらう

洗面台が取り外されました。忙しい合間を縫ってきてくださったようなので、取りつけは夕方以降になるようです。時間を気にせず修理に取り取りかかれるので好都合です。

洗面台を外したあとはキャップをつけてもらったので水が使える

水道管にはキャップをつけてくださったので、ほかの水道は問題なく使えます。

まずは洗面台が置いてあった場所の床が汚れているので掃除しました。水場なのでホコリが湿気を吸って固まっておりブラシで擦って粗方落としてからスプレーで水をかけてブラシでこすり拭き取りました。

洗濯機を前に倒し底が見えるようにする

風呂マットを下に敷き洗濯機を前に倒す

洗濯機の前に風呂マットを敷き手前に倒します。

裏側の周り V ベルトを確認

裏側に周って底を見てみると V ベルトがありました。

指で押すとかなりたわむので原因の可能性が高い

手で押して見るとかなりたわむので、脱水不良はこれが原因だと考えていいでしょう。これは直ると思いました。

プーリー固定ボルトを緩めカバーも外す

13 番のメガネレンチでプーリーを固定しているボルトを緩める

プーリーを固定してあるネジを上下 2 つをメガネレンチで緩めていきます。参考にした動画では 10 番ということでしたが、 ES-T703 は 13 番でした。

8 番のメガネレンチでカバーのボルトを緩める

V ベルトが片方外れたので隙間からうまく取り出せるかと思ったけれど、ダメだったのでカバーのネジも外しました。こちらは 8 番のレンチでした。カバーは 4 つのネジで固定してあるのですが、そのうち 1 つがメガネレンチでは部品と干渉してネジを緩めることができませんでした。

メガネレンチがうまく入らなかったのでプラスドライバーを使ったら先が砕けた

そこでプラスドライバーでネジを緩めようとしたら、ドライバーの先が崩壊しました。今回は車用のメガネレンチを使いましたができればラチェット使ったほうがよさそうです。

上側だけボルトを外したら V ベルトが取り出せた

カバーの上 2 つのネジを外したらなんとか隙間から V ベルトが取り出せました。

使い古しの V ベルトと新品の V ベルトの比較

左が古い V ベルトで右が新しく購入した V ベルト

左が古い V ベルトで右が新しく用意した V ベルトです。そんなにゴムが緩んでいる感じがしませんでした。

重ねてみると上の古い V ベルトが細い

しかし厚さを比べると明らかに V 部分が削れてベルトが細くなっていました。

V ベルトの接地面が削れて径が大きくなりモーターの力が伝わらなかったようだ

接地面である V 部分は上の写真のように削れています。ベルトが細くなりプーリーの奥まではいりこまないと回転力を伝えられない状態になっており、空回りして脱水が甘かったようです。そして床掃除をしたときに洗濯機の下が黒くなっていてカビでも生えたのかと思っていたのですが、どうやら削れた V ベルトの粉だったようです。

プーリーに付着したゴムの削りカスを拭き取る

V ベルトの削りカスをパーツクリーナーをつけたキッチンペーパーで拭き取る

プーリーについたゴムのカスをパーツクリーナーをつけたキッチンペーパーで拭き取りきれいにしました。

V ベルトの取り付け

V ベルトをかけボルト類を元に戻す

あとは V ベルトをかけて元に戻せばいいだけです。

V ベルトのたわみは 1 cm くらい

ベルトのたわみは 1 cm くらい凹むくらいがちょうどよいようです。

洗濯機の水平をきちんと出し動作確認

修理が終わって洗濯機を起こしたところ

洗濯機を元に戻しました。洗濯機に付属している水平器が狂っているので、板を渡してその上に水平器を置いて水平を取りました。動作確認として試しに空の状態で脱水をかけてみると勢いよく回転し始めました。洗濯機を購入した 15 年前の力強さが戻ってきた感じです。

溜まっていた洗濯物を入れて洗濯しました。動画は脱水時の様子です。しっかり水が飛ばされているのが音でわかります。そして洗い時の撹拌力も戻ったようで、今までより少ない粉石けんで泡立ちました。(泡立たないので少し多めに粉石けんを入れていたのです。)

洗面台を元の位置に戻してもらう

夕方過ぎ水道屋さんに洗面台を元の位置に戻してもらった

夕方洗面台を戻してもらいました。一度水漏れがあり洗面台の中が濡れたので扉と底の排水カバーを開けて乾かしてからものを戻しました。

洗濯機の V ベルトを交換した感想

脱水できない洗濯機の V ベルトを交換したら無事に復活し、洗濯機を買い換えなくてもすんでよかったです。ただ V ベルトが 1000 円弱で、洗面台の取り外しと取りつけがその 15 倍したのはなんだかアンバランスですが、リスクを避けるために必要な出費だったと思っております。

実家の東芝の洗濯機が 30 年選手でまだパーツ交換もしていなくて現役なのと、わたしがひとり暮らしを始めた際に購入したシャープの穴なし槽の洗濯機が 10 年くらいで同じく脱水が弱くなったのを考えると、シャープの穴なし槽は脱水のための穴が空いてないため、洗いや脱水のときにモーターの力を洗濯槽に伝える V ベルトへの負担が大きいのでしょう。 10 年くらいで V ベルトが痛み脱水が弱くなる前提で購入し、設置はなるべく洗濯機を前に倒せるスペースがあるところに設置するとメンテナンスがしやすいと思います。

また掃除機、洗濯機と故障が続いたので次は冷蔵庫あたりが壊れるのかなと思っております。

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