洗面台下の収納を使いやすくするために 100 円ショップのワイヤーネットを使って棚を増やしました。
目次
洗面所と洗面台下の収納の現状
まずうちのありえない洗面所のご紹介から。うちの洗面脱衣所は 1 畳しかありません。
そこに洗濯機と洗面台が置いてあるので脱衣スペースは 30 cm くらいの幅しかないというとんでもない状態になっています。洗面台の下の収納の扉も 70 度くらいしか開きません。
風呂場から洗面台下収納の写真を撮ってみました。こんな感じでごっちゃとしています。ここを整理して、現在階段下の収納に入っている洗濯用粉石けんを移動できたらな、と思っています。
棚板を足して収納量を増やす計画
棚板を設置し 1 段増やしたいのですが、洗面台の側板が中空らしく板を載せる角棒を取りつけるためのクギが打てません。突っ張り棒を渡そうにも中空ですぐにたわむので耐荷重が出そうにありません。
いろいろ検討した結果、ワイヤーネットを側板に沿って立て、それに突っ張り棒を載せるようにして荷重を床に逃がすようにし、その上にワイヤーネットを載せて棚をつくることにしました。既成品で洗面台下の棚が売っていますが、道具なしで組み立てられるようにしてある外側のネジのが出っ張って側板にピッタリつけられないため、デッドスペースができてしまうようです。前板があったり扉が全開しなかったりするので、間口が大きくとれるのが理想です。あと 100 円ショップのものを組み合わせたほうが安く仕上がります。
ちなみに洗面台下の収納の内寸は下図のような感じです。
100 円ショップで購入した棚を増やすためのグッズ
買ってきたのは以下の製品です。
Seria のワイヤーラティス ワイド 11 × 14 マス(約 40.5 × 51.5 cm ) 2 枚。これはつっぱり棒の補助として使います。
ワイヤーネット(ワイヤーラティス)を側板に留める粘着フック。ワイヤーネット専用の固定具もありますが、ネジ止めするもののようなので、粘着フックにしました。側面に沿って置いたワイヤーネットがズレたり倒れないようにするためのもので、これ自体に荷重がかかることはないのでこれで十分です。
棚板となるワイヤーネットはつっぱり棒と組み合わせて棚になる「つっぱり棒用ワイヤーネット ワイド」を使うことにしました。ワイヤーの先が曲がっておりつっぱり棒に引っかけて使うことができます。サイズは約 51 × 20.5 cm です。これはシルクなどのワッツ系の 100 円ショップで手に入ります。 Amazon でも送料分高くなってしまいますが同じものが手に入ります。
しかし排水パイプが真ん中に通っており奥側の棚にするには奥行きが大きかったので、 Seria で少し縦が短いものを購入しました。サイズは約 19.5 × 51 cm です。また棚板となるワイヤーネットの荷重を支えるつっぱり棒を 4 本そろえました。
ワイヤーネットとつっぱり棒で棚板を組み立て
まず洗面台下に入っているものをすべて出し掃除しました。
ワイヤーネットを洗面所内側の側板に固定します。(前側の棚板が載らなくて後で位置を 3 cm 程手前にずらしたので、最終的な位置は変わっています。)
これにつっぱり棒を渡してワイヤーネットを載せて棚をつくります。つっぱり棒自体で荷重を支えるわけではないので、つっぱり棒は動かない程度に突っ張っていれば十分です。棚板としてのワイヤーネットが動くのが気になるなら結束バンドで止めればよいようですが、手前はつっぱり棒に引っ掛けるタイプのワイヤーネットだし、奥は排水パイプと背板の間にピッタリだったので、特に固定はしませんでした。
収納したものを取り出しやすくするためのカゴを設置
2 段になって取り出しにくくなったので、カゴを設置し引き出せるようにします。 Seria で大きさに合うカゴを調達してきました。
上段は右側は大きめなカゴ 1 つで、固定の前板がありそのまま引き出せない左側は約半分の幅のものを 2 つ設置することにしました。
下段は最初は大きなトレイと高さの違うフタ付きボックスを前後で 2 つ並べようと思っていたのですが、排水パイプが下の方で右側に寄っておりトレイを設置することができませんでした。
結局 Seria で返品交換してもらい、深い方のフタつきボックス 2 つとそのフタをトレイとして使用することにしました。(フタに載せたものを引き出すとき倒れて使いにくいようなら、浅いフタ付きボックスを買い足す予定です。)
カゴを並べたところはこんな感じです。下段手前の開いている部分には粉石けんをダイソーの密閉容器に詰め変えたものを置く予定です。現在は階段下の収納に入っており、洗濯するときにいちいち取りにいって不便だったから移動します。この密閉容器の幅と奥行がフタ付きボックスと大きさがほぼ一緒だったので、並べて置くことができました。
棚板増設とボックス設置後の洗面台下の収納
上段はドライヤーや石けん、化粧品などのストックで、下段は洗剤や漂白剤などが入っています。基本的に前板の裏や奥のほうの取り出しにくい部分にストックを収納するようにしました。階段下にあった漂白剤のストックなどが移動できてよかったです。
扉裏のバーにはゴム手袋とブラーバのドライクロスがかかっています。
捨てたのはわたしたちの前に住んでいた夫の祖父母が使っていたものです。柔軟剤とノリ、柄つきブラシです。使うかと思って捨てずにおいたのですが、まったく使わないので処分することにしました。柔軟剤やノリはいらないタオルに染み込ませて燃えるゴミで捨てました。
棚自体は 800 円で、カゴが 500 円の合計 1,300 円+税で洗面台下が使いやすくなりました。あとはカラフルな洗剤類の容器を白で統一しようと思っています。
洗剤類の容器をホワイト化しました。