アイロボット・ファンプログラムのモニターに当選してルンバ 980 がうちにきてから 1 週間。今日は家に元からあるルンバ 885 との掃除の仕方の違いなどをレポートしてみようと思います。外観・機能編は下記からどうぞ。
→進化したルンバ 980 と 885 を徹底比較!【外観・機能編】
目次
ルンバ 980 と ルンバ 885 で掃除の仕方を比較
ルンバ 980 とルンバ 885 を両方使ってみて、掃除の様子をムービーに撮ってみました。掃除させたのは 9 畳のダイニング・キッチンとそれに続く廊下 5.5 畳です。以下のような間取りです。
一度椅子を床に置いた状態で 980 に掃除させてみたのですが、椅子の脚でテーブルの下に入ることができずゴミが残ったままになったので、椅子は机の上に乗せています。(動画撮影途中で iPhone の音量ボタンを押してしまって、動画撮影が中断されてしまったので、動画をつなげています。お見苦しくてすみません。)
ルンバ 980 で掃除
ルンバ 885 で掃除
ルンバ 885 を購入したときのレビューは下記からどうぞ。
→ルンバ 885 を購入して 1 週間使ってみた
ルンバの掃除の比較
ルンバ 980 と 885 での掃除の比較で、びっくりするのが掃除時間が短くなったことです。従来機のルンバ 885 では 50 分以上かかっていたところが、ルンバ 980 なら 25 分ですみます。このため掃除可能な面積が増え、 885 の 25 畳に対し、 980 は 112 畳まで掃除できます。
掃除時間が少なくてすむのはルンバ 980 から搭載された iAdapt 2.0 のおかげです。 iAdapt 2.0 ではルンバ上部のカメラを使って vSLAM で部屋をマッピングしながら掃除するため、部屋の隅から隅まで掃除して U ターンしてくるという感じで、人間が雑巾がけするときのような動き方をします。全体をくまなく掃除したら、次は隅やテーブルの脚の周りを掃除します。ルンバ 885 がランダムに動き同じ場所を平均 4 回通ってきれいにしていたところを、 980 では基本 1 つの場所を 1 回しか通りません。模式図にすると下記のようなイメージです。
なので、これまでより吸引力が強くなっているとのこと。またじゅうたんでは底面に搭載されたカメラにより自動的にブーストしてゴミをよく吸い取るようになっています。しかしこのカメラにゴミがつくのか、何回か掃除しているとブーストの効きが悪くなってきます。
ルンバ 885 はライトハウス機能でダイニング・キッチンを掃除したあとで廊下へ出て掃除するように設定してありますが、 980 ではダイニング・キッチンと廊下を行ったりきたりしながら掃除をします。それでもマッピングしながら掃除しているため同じ所は基本掃除しないので、掃除時間が短く効率的に掃除出来ているように思えます。
吸引力がアップした 980 ですが、音は 980 の方が大きいです。特にじゅうたんでブーストがかかった時はかなり音が大きくなります。 885 が低い音に対して、 980 は少し音が高いような気がします。また家具等への当たりかたは 980 の方がカメラで検知しているからか、ソフトタッチになっているような感じがします。
またマップを作りながら掃除をしているため、ホームベースに戻るスピードが速くなりました。従来機の 885 は掃除が終わっても DOCK のマークを点滅させながらホームベースを探してうろうろしていることが多かったのですが、 980 はホームベースの場所もわかっているので掃除が終わるとスッと帰って行きます。
ルンバ 980 と 885 の吸い取ったゴミを比較
5 日くらい放置してからルンバをそれぞれかけたときの吸い取ったゴミの違い比較してみました。(ピントが合ってなくてすみません。)
左がルンバ 885 で右がルンバ 980 です。ゴミの質があきらかに違います。ルンバ 885 は綿埃が多いのに対して、ルンバ 980 は砂ゴミと髪の毛が多いです。ルンバ 980 の方が吸引力が強いからか、ホコリがぎゅっとしまっています。 980 の方が吸引力がアップしているので、大きなゴミまで吸い取れたのだと思います。
ルンバ 980 と 885 の掃除の仕方比較まとめ
掃除の仕方の比較まとめとしては、ルンバ 980 の方が効率がいいし、人が掃除するように動くので見ていてストレスがないです。しかし留守中などの見えていないところで掃除させるならどちらでも構わないような気がします。ただ 25 畳より広い面積を掃除させたいなら 980 がおすすめです。
スマホアプリの設定方法や機能をレポートしました。
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