今日は 3 月の中旬にオーダーした寝室のカーテンがやってくる日でした。まあ、細かいことをいうとカーテンではなくローマンシェイドというブラインドみたいに上にたくし上げるカーテンみたいなものですが。
午後 3 時、玄関のチャイムが鳴ってクロネコさんがローマンシェイドを運んできました。まだ風邪が抜けきっていなかったので、今日取り付けるのは無理だけれど、これでやっと 5 年ほど倉庫に放置してあったカビ臭いカーテンとおさらばできると、鼻歌交じりで段ボールを開けたのでした。
すると出てきたのは、どう見てもわたしがオーダーした物とはちがう暗い色調の布地が。光線の加減だろうか? いや、どう見てもこれは濃い灰色。おかしい。わたしが注文したのは、緑色。詳しくいえば、ウグイス色と抹茶色の間ぐらいの緑茶葉っぱの緑。
早速、オーダーしたお店に電話。注文した物と違う物が届いたことを告げたところ、折り返し電話をくれるということでした。
そして 1 時間後、低姿勢で電話がかかってきました。どうやら注文間違えの原因は展示の布地に付いてあった注文票の型番が違っていたようなのです。わたしが頼んだのはグリーン( GREEN )、やってきたのはグレー( GRAY )。型番の略文字を誰かが付け間違えたようなのです。
というか、わたしが頼むまでその布地で誰もカーテンをつくらなかったということなのでしょうか。そんなにマイナーな布地をわたしは選んだのでしょうか。そしてこの 3 週間でもしその布地でカーテンをオーダーした人がいたら、その人もわたしと同じくグリーンじゃなくてグレーのカーテンを受け渡されることになるのでしょうか。オーダーカーテンなんてそんなに安いものじゃないし、一度つくったら使い回しなんてできないから、店は大損なんじゃないかと少し心配になってしまいました。
代わりのローマンシェイドの布地は大至急つくってくださるということです。もうすこしカビ臭いカーテンで我慢することにしましょう。せっかく楽しみにしていたのになあ。残念。