わたしは洗濯にうるさい。なんでもかんでも洗濯機に詰め込むのはどうもいやだ。型くずれするし、生地も傷む。
わたしが洗濯にはまり始めたのは高校を卒業してから。ちょうど自分の中でシャツブームで、今では買わないくらいの値段のシャツを買いまくっていた。高いものをかうとちゃんと洗濯をしたくなり、洗濯機ではなく手洗いをしていた。当時予備校生で時間がないのに。まあ、勉強からの一種の逃避だったのかも。手洗いの仕方も研究に研究を重ね、まず襟汚れをブラシで落とす、そして、きれいに畳んで押し洗い、すすぎを 2 回。最後に脱水をかけるときが一番重要で、洗濯槽のヘリに貼り付けるように配置して脱水する。すると変なシワがよらない。それを縫い目を伸ばしてから干す。するとアイロンをかけなくてもいいレベルで仕上がる。
でもその頃のわたしはアイロンがけにも凝っていて、かける順番とかシワがよらないように、すごく神経を尖らせてかけていた。まあおおざっぱにいうと、まず襟、袖口、そで、前身頃、後ろ身頃の順でかける。後ろにヨーク切り替えがある場合は襟をかけたあとに、ヨークの部分で折り曲げて肩にかけて先にかけるとうまくいく。
さすがに最近は手を抜くようになったけれど、それでも洗濯にはうるさい。まず、毛玉ができないように、色の濃い靴下はネットにいれるし、上着は手洗いコースで陰干しが基本だし。だからか、服の持ちもかなりいいです。
話が長くなるから洗濯の極意はまた今度。