洗濯機にナノバブル発生機の「あっとホワイト」を取りつけたら、使う粉石けんの量が少なくても泡立つようになり、しかも泡の持ちがよくなった話です。去年 8 月の話です。
目次
従来の洗濯方法
エデト酸 (EDTA) のアレルギーがあるため無添加の粉石けんのシャボン玉スノールで洗濯しているので、石けんを泡立ててから洗濯物を入れないと汚れが落ちません。なので以下のように洗濯しています。
- 洗濯機の低水位に水(冬場はお湯)を張り、セスキ炭酸ナトリウムを水 30 L に対して 30 ml 程度入れる
- 洗濯機の柔軟剤入れにクエン酸を 5 ml 弱入れる
- ティーツリーオイルと無水エタノールを半々で作った溶液を洗濯槽と柔軟剤入れに 2 滴ずつ入れる
- 洗濯物の量から水位を予測し粉石けんを規定量より少し多めに入れ洗濯機を回し泡立てる
- 洗濯物の水位を上げ少し回してから洗濯物を投入する
- 洗濯物を入れたあと泡立ちが足りなかったら粉石けんまたはセスキ炭酸ナトリウムを足す
- 洗いがすんだら水位を 2 段階手動で上げる
こんな感じで洗濯しており、粉石けんの泡が消えることが多いので石けんをかなりの頻度で足していました。
溶けやすいシャボン玉スノールを愛用しています。他の会社のものだと生産設備がエデト酸入りの製品と共用だったりするので。
洗濯助剤としてセスキ炭酸ナトリウムを使っています。以前は炭酸ナトリウムを使っていたこともありますが、洋服のタグの印刷が消えるのでセスキ炭酸ナトリウムに落ち着きました。
ティーツリーオイルを入れるのは部屋干ししてるので生乾き臭防止のためです。洗濯用なので安いものを使用しています。
ティーツリーオイルをそのまま洗濯機に入れてもいいですが、無水エタノールで半々にしたほうがティーツリーオイルの溶け残りがなくなります。
冬の方が泡立ちがいい理由
去年の夏に洗濯したときにあることに気がつきました。それは冬の方が泡立ちがいいことです。冬の方が水温も下がるし水の硬度も上がるので、普通に考えると泡立ちは悪くなります。何が違うかというと冬場は粉石けんが溶けないため洗濯機にお湯を張るのに浴室のシャワーを使っていたことです。何年か前にシャワーヘッドをマイクロナノバブルが発生するという以下のものに交換していたのです。
もしかしてナノバブルが粉石けんの泡立ちをよくしているのではないかと考え、洗濯機用のものを探してみると以下のものを見つけました。
いくつか似た商品がありましたが、高さの低くステンレス製の丈夫そうなものにすることにしました。
洗濯機用ナノバブル発生機「あっとホワイト」
送られてきた洗濯機用のマイクロバブル発生機の「あっとホワイト」です。簡易包装です。ネジ山が鋭利なため取りつけ時には手袋をしたほうがよいようです。
取りつけは洗濯機のホースを外し、下にパッキンをはさみねじ込み、上にもパッキンを置いてホースをねじ込むだけです。
蛇口を閉め洗濯機のホースを外します。ホースに残っている水が出てくるのでタオルを用意しておくといいです。ホースを取ってびっくり! すごいゴミが詰まっています。風呂の残り湯ではなく水道の水を使って洗濯すると時間がかかると思っていたのですが、原因は給水に詰まったゴミでした。
歯ブラシでゴミを取り除きました。
パッキンを載せます。
手袋をしてあっとホワイトをねじ込みます。
上にもパッキンを載せ給水ホースをねじ込みます。
あっとホワイトが設置できました。給水口の掃除をしても 5 分程の作業でした。
石けんの泡立ちと泡持ちがよくなる
次の日洗濯してみると泡泡でしかも泡の持ちがいいのです。息子が園で汚してきた洗濯物を下洗いしている間に今までなら泡が消えていたのですが、ナノバブルのおかげか泡立ったままです。
しかも泡の持ちがいいので粉石けんの量が規定量かそれより少なくてすみ、追加で粉石けんを入れることがほとんどなくなりました。また泡立ちすぎるので洗濯助剤として入れていたセスキ炭酸ナトリウムも量を半分に減らすことができました。少し高かったですが何年か使ったら元が取れそうです。
レビューに洗濯機の給水時間が長くなるという口コミがありましたが、うちの場合元々給水口にゴミが詰まっていたのでそれを取り除いたからか若干洗濯時間が短くなりました。
そしてすすぎ時に水位を 2 段階上げていたのも使う石けん等の量が減ったので 1 段階増やすだけですむようになりました。
しかしまた冬になりシャワーでお湯を張って洗濯機で洗うと泡がそそり立つのですよね。やっぱりシャワーヘッドはマイクロナノバブルで、洗濯機のはナノバブルだから泡の大きさが違うのでしょうね。でもナノバブルでも十分満足しています。