モノクロレーザープリンタ Canon LASER SHOT LBP-1110 の紙送りがおかしくなりました。ダンナが独身時代から使っていたものなので相当な年代モノです。
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LBP-1110 の欠点、不便なところ
大抵レーザープリンタで壊れるのは紙送りのゴムの部分の劣化なんですよね。直して使ってもいいのだけれど LBP-1110 は CAPT という方式で、パソコン側で印刷処理を行いプリンタの制御情報のみを送信する仕組みです。印字が早くかつ処理をする CPU 的な部分とメモリがいらないわけですから、製造コストが削減できます。なので CAPT プリンタは価格が安いのです。
しかし大きな欠点があります。パソコン側で処理を行うため OS のアップデートのたびにドライバを作り替える必要があるため、 Mac のように OS のアップデートの頻度が高いとドライバが提供されないのです。 LBP-1110 も Mac のドライバーは Mac OS X 10.4 までで、 Snow Leopard や Mountain Lion で使う場合、 Windows XP にの仮想 PostScript プリンタを作成して、それ経由で印刷を行なっていました。
→ MacOSX 10.5 Leopard から Canon LBP-1110 でプリントする!
しかしダンナが Mac mini を購入し、 Mac をメインで使っている今、印刷するためにいちいち Windows を起ち上げるのが面倒なのです。そしてプリンタサーバーとして常時起動しておくには Windows XP 機は古いので消費電力がバカにならないのです。
HL-5350DN を購入
とういうことで、 Canon LASER SHOT LBP-1110 にはお別れを告げ新しいプリンタを購入することにしました。そこで安かったのが販売終了品の brother HL-5350DN です。
→ brother : HL-5350DN
CAPT 系のプリンタなら 1 万円を切る価格であったのですが、 CAPT にはもう懲り懲りなので迷わず LAN 経由で印刷できるものにしたのです。 HL-5350DN はネットワークプリンタ対応で、動作推奨環境も Windows 2000 以降( Me 除く)、 Mac OS 10.3 以降、もちろん Windows 8 、 Mac OS X Mountain Lion にも対応しています。すばらしい。複数のパソコンから印刷したいならネットワークプリンタですね。
そして価格も販売終了品とあって、 1 万 3 千円台ととてもリーズナブル。純正トナーも 3000 枚程度印刷できるもので 5000 円程度なので、ランニングコストもまあまあでしょう。
Mac 用ドライバのインストール
ドライバのインストールも簡単。下記のサイトからダウンロートしてドライバーをインストール。
→ brother : HL-5350DN ソフトウェアダウンロード
「環境設定」→「プリントとファックス」の「+」ボタンをクリックして新しいプリンタを追加。
これで印刷できます。簡単。
印刷してみたところ、印字はきれいだし、印刷スピードも早く満足です。しかしうちの電気の契約は 30 A だからか、印刷する際に蛍光灯がちらつきます。電源タップを使わずにコンセントから直に電源を取ったら少しは改善されるようなので、延長コードを買いにいってきます。