必要に迫られて、 LBP-730 を PowerBook G4 で使えるように設定した。 Mac が OSX に移行する前に発売されたレーザープリンタは OSX では未対応のままなので、ちょっとした裏技を使う必要があるのだ。以前は Windows マシンをプリンタサーバーにして、 Windows 経由で行ったが(こちらの記事参照)、今回は直接 Mac と接続してみた。 LBP-730 は Windows のみ対応な機種にも関わらず。
結果からいうと、なんの問題もなく印刷できた。 LBP-730 がホコリをかぶって眠っているお家ではぜひ試してみてほしい。
1. まずは印刷するために Ghostscript というソフトをインストールする必要がある。これは UNIX の印刷機能を MacOSX に移行させたものである。 JIS X0212 for pTeX のページから GPL Ghostscript 8.15 をダウンロードしてください。その中の GPLGhostscript.pkg をインストールする。
2. LBP-730 はパラレル接続なので変換ケーブルが必要だ。わたしは USB Pcto パラレルプリンターケーブル 1.8m ELECOM UC-PGT を使用した。これを Mac の USB に差し込むとあっさり認識された。拍子抜けである。
3. ユーディリディーからプリンタ設定ユーティリティを起動。「追加」ボタンを押す。
4. プリンタ名で下の一覧から「 LASERSHOT LBP-703 」を選択し、使用するドライバは「 Canon 」から「 Canon LIPS-IV, Foomatic + lips4 (recommended) 」を選択し、「追加」ポタンを押す。
これで準備は完了である。
印刷の際に「 LASERSHOT LBP-703 」を選べば、 LBP-730 から印刷される。
PowerBookG4 1.67GHz 、 MacOSX 10.4.6 にて。
*参考「 MacOSX10.2 でレーザプリンタを使おう」