掃除機嫌いのあさこんがお掃除ロボット・ルンバと床拭きロボット・ブラーバの補助要員として購入したダイソン V6 Mattress+ 。
付属品は説明書、充電アダプター、ミニモーターヘッド、フトンツール、ソフトブラシ、ハードブラシ、延長ホース、コンビネーションノズル、隙間ノズルです。これらの使い方は後回しにして、まずは ダイソン V6 Mattress+ の吸引力を試してみることにしました。
目次
まずはふとんから
はじめに試すのはわたしが普段寝ているふとんです。ダイソン V6 Mattress+ は日本では「布団クリーナー」として売っているので、まずはふとんから試してみました。ふとんは西川のムアツふとんというのを愛用しています。スポンジ状になっているのでいわゆるふとんというよりはマットレスに近いかもしれません。
MAX モードにてふとんの上の敷マットを端から 60 cm くらいをすっとひとかけてみました。
するとどうでしょう。この綿ボコリ。
ふとん全体を一回ずつかけてみるとこのホコリの量! すごい!
ルンバが残した部屋の隅のゴミ
さてここからわたしの本来の目的の使い方をしてみます。下の写真がルンバが掃除したあとの部屋の隅のゴミです。
これをコンビネーションノズルで吸い取ってみます。
きれいになりました。
ダイニングテーブルのクモの巣
次はダイニングテーブルと壁の間のクモの巣。いつの間にかクモの巣が張っていました。ルンバに任せっきりだと床より高くて目線より低いところの汚れに気がつきにくくなります。
これはすき間ノズルでひと吸い。
きれいになりました。
高いところも気軽に吸える
そしていつもは掃除しないさんの上。うちは基本和風な建物で真壁なので、ホコリが積もるところが多いのです。このようなところのゴミも床に落とすことなく思い立ったら吸い取れるところがいいですね。
ゴミ捨ては必ず外で!
ここで充電が切れたので、ゴミ捨てと充電をしました。ダイソン V6 ではゴミ捨てはクリアビンのレバーを引くと底が開いてゴミが落ちます。 CM では家のゴミ箱にポンっと捨てられるような印象ですが、家の中でのゴミ捨てはやめておいた方がいいです。紙パックの掃除機では取りきれなかった微細なゴミも取り除くことができるダイソンの掃除機のクリアビンの中には微細なゴミがたくさん入っているのです。それを家の中で処理したら、微細なゴミが空気中を舞うだけです。ゴミ捨ては外で行うのがよいと思います。
ダイソンの掃除機のゴミはかなり緊張しました。なぜかというと、家電量販店でコードレス掃除機の展示品をいろいろいじった日は顔中が痒くてしかたなかったのです。ダイソンが微細なゴミをも吸い取ってくれるから、ムアツふとんの奥に眠っていて普段触れることのないアレルゲンがクリアビンの中に入っているのではないかと思ったのです。
なるべく微細なゴミを舞わせないように大きな袋の中で行いました。ゴミ捨てのためにクリアビンを開けている時はトリガースイッチを引いてはいけません!
赤いレバーを下に引くと底が開いて大きなゴミが落ちます。クリアビンの蓋を閉めて少し動かして細かなゴミを落とします。
しかしまだ網にゴミが引っかかっています。これを取るには、クリアビンを外さなければなりません。赤いレバーを再度引くとクリアビンのロックが外れます。
説明書にはコンビネーションノズルのブラシでホコリを取り除くように書いてあるのでそのとおりにしました。
クリアビンのフタの部分についたゴミもコンビネーションノズルで落としました。
ゴミ捨てが終わってクリアビンを本体に取りつけるのが結構大変でした。 V8 ではそこらへんが改良されているようです。
網の中にはまだゴミ(というか謎の粉)が残っていますが、これは取れないようです。ダイソンによると取れなくても性能に影響はないのだそうです。どうしても取りたかったら、エアーダスターやコンプレッサーで吹き飛ばすしかないようです。
ゴミ捨て後、顔は洗いましたが、気をつけたかいがあって特に痒くなったりしませんでした。たぶん家電量販店の掃除機の中のゴミにアレルゲンが入っていたのだろうと思います。
充電は 3 時間半
バッテリーが切れたので充電します。すごくゴミが取れてうれしいのですが、続けて長時間動かせないのはもどかしいですね。
充電は本体に電源アダプタを差して行います。充電中は青いランプがつきます。 V6 シリーズの場合 3 時間半でフル充電となります。
急勾配の絨毯張りの階段
日が変わってカーペット敷きの階段。この階段を掃除するのは大変で、今まではキャニスター片手にパワーブラシで強力にこすりながら掃除していました。この階段があったから他のメーカーのコードレス掃除機ではなく、吸引力があってモーターヘッドがついているダイソンのハンディークリーナーを買ったのです。カーペットをフローリングに張り替えれば問題が解決するだろうと考えたりもしたのですが、勾配が急なため絨毯が滑り止めの役割もはたしているので張り替えるわけにもいきません。
こんな感じに隅の方にホコリが溜まっています。
ミニモーターヘッドを装着して吸って 1 段だけ掃除し終わったところです。真ん中に写っている段だけカーペットの色が鮮やかになっていることがわかりますか?
5 段くらいかけたらもうゴミが MAX のラインまできています。どれだけホコリがカーペットに張り付いていたのでしょうか。階段を掃除するだけで、ゴミを 5 回捨てに行きました。めっちゃ取れます。
ミニモーターヘッドでかけたのですが、角のところにゴミが残っています。隙間ノズルを使ってみたのですがカーペットにくっついていて吸い取れなかったので、ハードブラシの登場です。ハードブラシでホコリをかき出し吸う感じです。しかしこれが大変! 横に左右に動かしてもホコリがかき出せないから、縦にブラシを動かすしかないのだけれど、根気がいる作業。気が短いわたしはここで無印良品のブラシを投入。
「タイル目地ブラシ」というやつで隅まできれいにできると謳っているのでヤツです。これを角に斜めに当ててかき出したのをダイソンで吸うのです。右手に無印良品のブラシ、左手にダイソン V6 を持って作業しました。キャニスターでは階段でこの作業はできなかったです。
階段のカーペットの隅の方についたホコリまできれいに取れました。たぶんわたしが住みはじめてからこんなに階段がきれいになったことはないのではないかと思います。
ルンバが掃除したキッチンマット
次の日ルンバが掃除した直後のキッチンマットを MAX モードで吸ってみました。
ルンバで掃除を始めたときにキッチンマットの色が明るくなったと思っていたのに、ダイソンだとさらに取れるみたいです。
全体をかけた後のキッチンマット。前後の写真でホワイトバランスを同じにするために白い紙を横に置いています。取れたゴミの量はすごかったですが色はあまり変わってませんね。
こんな感じでルンバが掃除できない場所を気軽に掃除できます。わたしはルンバで掃除したあと、ブラーバで拭き掃除している間に、ダイソンの V6 Mattress+ で細かいところの掃除をしています。初回は今まで吸い出せていなかったホコリがすごかったですが、 2 回目からはそこまでホコリが溜まっていないので掃除も早く終わります。ダイソン V6 Mattress+ の通常モードでの稼働時間は約 20 分ですが、掃除機をかけるところはそんなにないので、 2 回目からは充電は 2 〜 3 回に 1 回くらいですんでいます。
しかし掃除機のコードがないだけでこんなにも掃除をする敷居が下がるとは思いませんでした。思い立ったらすぐに吸い取れるのと、階段の掃除機をかけるのにいちいち延長コードを出してこなくていいのがすごくいいです。そして掃除嫌いのわたしでも掃除しようと思わせてくれるルンバ、ブラーバとダイソンの組み合わせが最高です。