昨日、アイロボット・ファンプログラムミーティングに参加しました。ルンバの兄弟分、床拭きロボット「ブラーバ」がテーマです。
アイロボット社の概要からブラーバの使い方まで幅広いお話が聞けたのですが、一番興味深かった花粉の話を記事にしてみようと思います。
花粉は床に溜まっている
室内に花粉を入れないのが一番よいのですが、玄関ドアや窓の開け閉めだったり、洋服に付着したり、外に干した洗濯物を取り込んだりして、花粉は室内に入り込みます。入り込んだ花粉はどうなるかというと、 1 秒で 3 cm 落下するので、 1 分から 1 分半で床に全部落ちてしまいます。花粉の粒子は 0.03 mm と比較的大きく重いからです。なので床面には部屋全体の 55 % もの花粉があるのです。
じゃあなんで部屋でくしゃみや鼻水が出るかというと、人が歩いたり動いたりすることで床面の花粉が再度舞うからです。
なので室内の花粉を効率よく排除しようとすると、空気清浄機を使うより床面を拭き掃除した方がよいのです。掃除機だと排気で床面の花粉を撒き散らすことになるので拭き掃除というのがポイントです。(ルンバをかけるなら、拭き掃除の後がベスト。)
ブラーバで花粉を拭き取る
床拭きというと雑巾がけだったりウェットの使い捨てお掃除シートを使ったりするわけですが、この重労働をブラーバにまかせると簡単にやりとげてくれます。
ブラーバでどれくらい花粉症が取れるか、花粉に粒子形状が似ている着色した粉をまき、拭き取るデモを見せていただきました。ピンクの粉が花粉に似せた着色粒子です。
ブラーバが通ったところは擬似花粉がなくなりきれいになりました。
掃除を始める時、ブラーバを準備したあと 2 分くらいじーっと動かないで花粉を床面に落としてから、ブラーバで床拭きしたら、より花粉が除去できるのではないかと個人的には思います。ブラーバを永久モーターとして使えるようなので、届いたら花粉症の夫のために毎日ブラーバに床拭きしてもらおうと思います。
出先なので今日はこれくらいで、また後日詳しいイベント内容をアップしようと思います。