今日は京都にいるので京都らしく、祇園の都路里で抹茶パフェを食べて、祇園祭の宵々山にいってきた。道連れにしたのは京都在住、院時代の同級生の E くん。求職中でお金はないけどヒマはあるらしい。そして彼には貸しがある。もう 2 年も前になるのだけれど、律儀な彼は約束を覚えていて抹茶パフェをおごってくれた。いや、正確にいうとおごってもらうために呼び出したといった方が正しいかもしれない。
都路里は宇治茶の茶房で有名で東京の汐留にも支店があるらしい。四条の本店は今日も行列で今年最高の暑さの中、 30 分待ちだった。人気店らしい。わたしは特製都路里パフェを注文。カステラと白玉とアイスと生クリームが入っていた。甘さは控えめ。おいしくてもう一杯食べれそうだった。
都路里をあとにし、京都の都市景観保全地区をぶらぶらして、四条から木屋町通を上がって本屋で涼んで、西へ。烏丸通に出ると、歩行者天国になっていて人人人の人だらけ。さっそく目についた鈴鹿山という山を写真に撮るけど何か情緒がない。 E くん曰く、明かりがついてないからじゃない? そうまだ空は明るかった。
ベンチに座っているとちょうちんに明かりが灯り始める。そして宵々山探索をすることにした。わたしたちがまわったのは主に、烏丸の西、四条の北の一帯。途中、北への一方通行なんかに阻まれながら、人混みの中を進む。そして、観光客になりきって写真を撮りまくるわたし。でも後から写真を見たらみんな同じアングルからだった。写真は好きだけど構図はワンパターンらしい。
そして気がついたら、初めに座っていた鈴鹿山のところに戻ってきていた。鈴鹿山に始まって鈴鹿山に終わった祇園宵々山であった。