電動鼻水吸引器のスマイルキュートに鼻水吸引キットをつけたままガラスオリーブ管を使用している話です。全然現実に追いつきませんが、今年 5 月くらいの話の備忘録です。
目次
出産準備品として買った電動鼻水吸引器
出産準備品をネットで調べているときにイチオシされていたのが電動の鼻水吸引器でした。鼻風邪を引いて鼻がかめない赤ちゃんをいちいち耳鼻科に連れていくのは大変だし、人力で吸う鼻水吸引器だとどうしても肺に菌やウイルスが入るので親も罹患しやすくなりますし、なんといっても吸引力がパワフルで鼻風邪が治りやすいとのことでした。いろいろ調べてスマイルキュートの KS-500 を購入しました。
上記の商品は廃盤になっており、以下の商品が後継品のようです。
生後 2 か月のときに友人家族が訪ねてきてくれてその子どもからうつった風邪もまめに鼻風邪吸引して病院にいかずに治りました。しかし自宅保育だったので風邪菌に遭遇することがほとんどなく鼻水吸引器の出番なく時間が過ぎていきました。
電動と手動の鼻水吸引器の威力の違い
昨年のことですが、亡くなった祖母の家の片づけと姉の遺品整理で実家に滞在しているときに、息子の昼寝がなくなり全然作業が進まなくなったので実家近くの保育園の一時保育に預けることにしました。そうしたら鼻風邪をもらってきて電動鼻水吸引器を持ってきてなかったので夜寝かしつけても全然寝てくれませんでした。
まだ開いているドラッグストアを調べて「ママ鼻水トッテ」を買ってきて夫が鼻水を吸い出しましたがやはり電動にはかないません。しかも夫に風邪がうつりました。義父母に頼んで自宅から電動鼻水吸引器を送ってもらってなんとか風邪を乗り切りましたが、初期に電動鼻水吸引器があったらもっと早く治っていたと思います。それからも一時保育にいくたびに風邪をもらってきて、鼻水吸引器のお世話になる感じでした。
ガラスオリーブ管をスマイルキュートの鼻水吸引キットに取りつける
4 月になり息子が園に入園するとすぐにまた鼻風邪をもらってきました。しかもかなり強力でわたしにも夫にもうつりました。わたしは鼻が詰まって寝ているときに口呼吸になるので喉が焼けるように痛く、夜眠れないので自分も鼻水吸引しようと先の部分(鼻水吸引キット)を購入したほどです。シリコンオリーブ管で試してみましたが思ったほど吸えませんでした。
この鼻風邪がかなりしつこかったので以前から気になっていたガラスオリーブ管を購入してみることにしました。付属のシリコンオリーブ管で取れたと思っても、ガラスオリーブ管だとどこに隠れていたのかわからないくらい取れるらしいからです。
我が家の電動鼻水吸引器はスマイルキュート KS-500 です。この機種に決めたのは鼻水吸引キットがついており、ホースの先につける小さいボトルに鼻水が溜まり、そこだけ洗浄すればいいので手入れが楽だからです。
しかしガラスオリーブ管をつけるならホースに直接つける必要があり鼻水吸引キットのボトルが使えません。毎回ホースと本体の大きなボトルとホースを洗うのは面倒です。なのでどうにか鼻水吸引キットのボトルにガラスオリーブ管がつけられるないか検討してみました。
鼻水吸引キットとガラスオリーブ管の間をシリコンのホースでつないであげれば使えそうです。鼻水吸引キットのシリコンオリーブ管をつける側の外径は 8 mm です。オリーブ管が抜けないように突起があります。やわらかいシリコンチューブなら突起も乗り越えてられそうです。
ガラスオリーブ管の方の径はわかりませんでしたが、上のリンクのレビューにて内径 7 mm のシリコンチューブにつけていると書かれていたので、ガラスオリーブ管と一緒に買ってみました。送料はかかりますが楽天の同じお店だったので荷物はまとめて届きました。
ガラスオリーブ管のサイズは息子用に極小、自分用に小をそれぞれ 1 つずつ買いました。
シリコンチューブは内径 7 mm で外径 9 mm のものを購入しました。長さは 1 m ありました。
現在は上記の 1 m のものは品切れで下記の 10 m のものが一番短いようです。
とりあえず 5 cm 程に切って鼻水吸引キットに取りつけてみました。
息子がまた寝冷えして鼻風邪をひいたので試しに吸引してみると、シリコンオリーブ管で取れたかなと思ったくらいでまだねばるとまだ鼻水が取れます。しかしガラスオリーブ管とキットのボトルの間のシリコンチューブに鼻水が滞留し本来の吸引力を出せていない感じでした。
そこでシリコンチューブの長さを 3.5 cm にして鼻水吸引キットの先とガラスオリーブ管がピッタリと合うようにしました。これでガラスオリーブ管と鼻水吸引キットの境目を持って真っ直ぐになるようにするとズビズビとすごい勢いで吸引されていきます。
しかしうまく取れないときがあり何故かと原因を探りました。
- ガラスオリーブ管の先に乾いた鼻水がついている
- シリコンチューブが濡れている
- 鼻水吸引キットとガラスオリーブ管がまっすぐでない
ガラスオリーブ管の先に乾いた鼻水がついているのはこまめにティッシュで拭き取りガラスオリーブ管の先端をツルツルにしておきます。(濡らさないこと。)
シリコンチューブが濡れているのが一番吸引力が落ちてしまいます。特にガラスオリーブ管とシリコンチューブの間に水が入ると密着度が下がり吸引力がかなり落ちます。息子は鼻水吸引が大嫌いで必ず泣くので涙で鼻水がやわらかくなることが多く 30 分後ぐらいにまたズビズビいい出すので再度吸引するのですが、洗っていても他のパーツはティッシュ拭けば大丈夫ですが、シリコンチューブだけはダメでなので、同じものを 3 本作り乾いているものを使っています。
鼻水吸引キットとガラスオリーブ管がまっすぐでないのはガラスオリーブ管との境あたりを持つと比較的うまく吸えます。しかしシリコンチューブの長さ 3.5 cm だとぐらぐらしてガラスオリーブ管と鼻水吸引キットのボトルの穴がズレてしまいうまく吸えないことが多いです。そこで長さ 4.5 cm のチューブを用意しガラスオリーブ管を深く差し込みました。これでも太い部分に少しかかるだけなので、さらに長い 5 cm のチューブにガラスオリーブ管を深く差し込みました。
これだとぐらつかず継ぎ目の部分を持てばうまく吸引できます。しかし夏だとシリコンが柔らかくなっているので長さ 5 cm だと奥までなかなか入りません。なので長さ 4.5 cm のシリコンチューブを使っていました。
ガラスオリーブ管の極小はレビューによると幼稚園卒業くらいまで使えると書いてありました。ところが息子は成長曲線上の方でしかも頭が大きいので、水っぽい鼻水でガラスオリーブ管が濡れると鼻の穴にガラスオリーブ管がすっぽり入ってしまいのもすごく痛がるので、結局自分用に買った小を使って鼻水吸引しています。 2 サイズ買っておいてよかったけれどわたしもガラスオリーブ管の威力を体験してみたかったです。
またスマイルキュートミニ KS-100 は鼻水吸引キットの形状が違いますが、シリコンオリーブ管は共通部品なので同じように取りつけられると思います。試したわけではないので責任は持てませんが。
鼻水吸引キットの手抜き洗浄
鼻水吸引キットの洗浄は説明書に従えば次亜塩素酸で消毒液しなければならないです。しかし面倒なのでキュキュット泡スプレーを使っています。
鼻水を流水で流してからキュキュット泡スプレーを鼻水吸引キットとガラスオリーブ管とシリコンチューブの穴に吹きつけ 20 分放置してから水洗いして乾燥させています。(まな板の除菌が 20 分放置だったからです。)
ボトルやホースはその風邪が一段落ついたときに洗って乾かしています。気が向けば消毒もしています。ホースはそのままでは乾きにくいので屋外で風車のように回すと管の中の水が遠心力でかなりなくなります。その後管の端を上にしてクリップでとめて干しています。(水は蒸発して上に上がってくるのでホースの端が下だといつまで経っても乾きません。)