トイレのうず

HVT-BCT300 の使用感(2ヶ月使ってみて)

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地上・ BS ・ 110 度 CS デジタルハイビジョンチューナー HVT-BCT300 を使用し始めてから 2 ヶ月ほど経ちました。使ってみての感想なんかをまとめてみたいと思います。

テレビの視聴

これに関してはほとんど問題はありません。電源を ON にしてから画面表示されるのも速いし。ひとついうなら、地上波→ BS → CS の順にリモコンの「テレビ」ボタンを押さなければならないので、 CS を視聴していない家にはちょっと不便かも。あとはチャンネルの上下ボタンで映らないチャンネルをスキップできないことかなぁ。

録画予約機能


USB2.0 の外付け HDD を接続すると録画することができます。番組表からの単発の予約や連ドラ予約、繰り返し予約ができます。繰り返し予約以外は延長にも対応しているようです。連ドラ予約はとても便利で見たい番組を予約して、録って観て消してという使い方をしています。
ただ、連ドラ予約の仕組みが登録した単語をそのチャンネル内で検索して一致したものを予約するようで、再放送が多い番組だと全部録画してくれてしまいます。(予約確認画面にていらない予約を手動で取り消すことも可能。)あと予約確認のページがいまいちわかりづらく、予約が重なっていも気づかないです。

録画予約を失敗していることもたまにあるようですが、見て消しの使い方をしているので、録画できなかったらできなかったとき、と割りきっています。予約失敗のパターンは予約番組が重なっている、録画中に HVT-BCT300 に負荷のかかる動作をさせた(アクトビラ視聴、 NAS 内のファイル視聴など)、アクトビラを観たあとなどです。録画中に追っかけ再生する動作は問題ありません。(ちなみにシングルチューナーなので録画中に裏番組を見ることはできません。)予約に失敗すると予約確認画面に失敗リストができるのだけれど、これを削除したらそれ以降予約の失敗が少なくなりました。

録画に使用する外付け HDD は電源連動などの相性があるようなので、同じ IO データの 1TB の外付け HDD (HDCR-U1.0EK) を使用しています。録画中にポコポコと音がするのが少し気になります。神経質な人は静音性を重視したものを購入するとよいと思います。

録画再生機能

外付け HDD に録画したものを再生するとたまにカクカクすることがあります。すこし巻き戻したり、一度電源を切ったり、コンセントを抜いたりするとスムーズに再生できることから、放送信号はきちんと記録されているようです。なので、録って消しを繰り返しているうちに外付け HDD が断片化して再生データの読み込みが間に合わない、もしくはメモリの解放がうまくいってないのが原因じゃないかと推測されます。

あとはコマ送りはできません。また、再生中に左右矢印ボタンを押すことで 30 秒スキップできます。でも 30 秒だと飛び過ぎなんですよね。 28 〜 9 秒くらいがベストな気がする。(できれば自分で設定できればなおよし。)

NAS ( Windows ファイル共有)に保存した動画の再生

個人的にはこれが一番便利! 我が家には 1 台 NAS があるのだけれど、これに動画ファイルを放りこんでおけば、 HVT-BCT300 で再生してテレビで見られる! 今まで DVD に焼いていたのはいったいなんだったのか、っていう感じです。アナログ HDD レコーダー時代に録画して、何度も繰り返してみる可能性がある番組は DVD からデータを吸いだして、 NAS に保存しています。ディスクを変える手間もなくてすごく便利。自分でメニューとかを凝って作った DVD なんかは、 iso ファイルで保存しておけば、 DVD 感覚で見ることができるのです。
ただ、ファイルの並び順が謎で、ファイルの数が多いと目的のファイルを探すのが大変です。ソート機能がほしいところです。あとはビットレートの高いファイル( 12Mbps 以上)が見られないことがちょっと残念ですね。もう一ついうと、再生可能な形式に FLV が加われば本当にいうことないんだれど。

DLNA クライアント機能

これに関しては HVT-BCT300 側は問題ありません。問題あるのは、 DLNA サーバーとして PS3 Media Server をインストールしたパソコン側。 PS3 Media Server に新しいファイルが追加されてもメディアライブラリを更新してサーバーを再起動しないと、 HVT-BCT300 が追加したファイルを認識してくれないので、いちいちライブラリの再構築をしないといけないのです。ライブラリの再構築をしなくていいというから、 PS3 Media Server を導入したのに、やはり PS3 以外ではそれなりの動作のようです。同じく DLNA サーバーの TVersity も試してみようかと思っています。

アクトビラの視聴

HVT-BCT300 を購入した一番の目的がアクトビラの視聴。ほぼ問題なく見れています。
アクトビラの視聴はものすごくメモリを食うのか、視聴中は予約録画などはできないようです。あと一度だけ視聴中にハングして最初から見はめになったことがあります。アクトビラは早送りができないので辛かった。

Youtube の視聴

IO ポータルサイトというメニューから Youtube の視聴もできるのですが、これはちょっと使いにくいです。なぜかというと検索結果が 25 件しか表示されないし、再生終了後に関連動画が出てこないからです。この点は Apple TV の方が優れています。 Apple TV は本体だけでは日本語での検索ができないので一長一短ですが。

全体的な使用感

使い方がヘビーなのかよく固まります。リモコンの動作を受け付けない、勝手に再起動する、録画したものを見るとカクカクする等。電源を切って再度電源を入れても操作のもっさり感は変わらないので、 1 週間に 1 度は確実にコンセントを抜いています。コンセントを抜くとメモリがクリアされるのか動作が軽くなります。これさえなければすごくいい機器だと思うのですが。あとは細かいところでは、リモコンの反応が良すぎるのか 1 度押したつもりが 2 つ進んでいたりするところとかですかね。
やはり安定性は家電並とはいきませんが、必要十分な視聴録画機器だと思っています。長所と短所をしっかり認識した上で買う分にはいいのではないでしょうか。わたしは録画予約が不安定等、承知で購入したので録画が失敗しててもあまり気になりません。それよりもファイル共有で動画が見られるメリットの方がはるかに大きいです。ただ家電並みの操作性と安定性を求める方は購入しない方が無難だと思います。

また 5 月には後継機の HVT-BCT300S というサーバー機能がついた機種が発売されるようです。サーバー機能がつくってことは、 HVT-BCT300S で録画したものを他の機器から見れたり、録画した番組がムーブできたりするのかなぁ。まあ、我が家の使い方では HVT-BCT300 で十分かな。

*追記 2011.5.18 *
HVT-BCT300S の発売が発表されました。また、 HVT-BCT300 にも 5 月下旬にファームウェアアップデートが配布され、 HVT-BCT300S と同等の機能が使用できるようになるようです。

*追記 2011.6.2 *
ファームウェアアップデートは 6 月上旬に延期されたようです。

*追記 2011.6.20 *
ファームウェアアップデートは 6 月下旬に延期されたようです。

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