F1 マレーシア GP を BS で見ました。オーストラリアに引き続きおもしろかった!
マレーシアは開催時刻を夕方に変更してから、スコールにあたることが多くなって、今回も約 1 時間の赤旗中断がありました。 CS で見てたら、いつ再開されるんだろうってドキドキ(イライラ)するんだろうけど、 BS はサクっとカットしてくれるからある意味いいね。
そして、その雨をうまく利用したのが、ザウバーのペレス。早めに深溝に履き替えておいたから、赤旗中断の時にはなんと 3 位につけた! すごい! 去年のカナダ GP の可夢偉を思い出すよ。しかし、ここからが去年のザウバーとは違った。なんとペレスは赤旗中断後のタイヤ交換で 2 位に浮上して、しかも 1 位のアロンソへ 1 秒を切るところまで追い詰めた! でもチームラジオでハッパかけられて逆に力んじゃったのか大きくコースオフ。幸い順位は失わずにすんだけれど、アロンソと接戦を繰り広げることはできなかった。ザウバーの今年のマシーンは去年よりドライでもよくなってる。っていうかフェラーリよりいいんじゃない、って思ってしまうほど。ブロウン・ディフューザーを去年の後半から捨てて開発してきただけあるわ。なんと 2 位表彰台を獲得してしまったのでした。ペーターおじさんも涙目。(もしかしたら、ペレスくん、マッサの代わりにフェラーリに乗っちゃう?)
ちなみにチームメイトの可夢偉は予選ではサスペンションが悪くて 17 位、決勝はマシーントラブルでリタイアしてしまった。チームメイトが結果を出したレースだっただけに残念ね。本当に残念ね。
そしてレース全体を引っ掻き回したのが、カーティケヤン。周回遅れでバトンと接触してバトンはフロントウイングを壊してしまい、見せ場もなく下位に沈んだ。(予選 2 位だっただけに、今回も優勝を狙っていただろうに。)そして後半カーティケヤンはベッテルと接触して、ベッテルは左リアタイヤをパンクさせてしまい、ポイント圏外へ去っていった。まともにテストできてないだけあって、 HRT の車は走る凶器だね。
あと F1 に戻ってきたロータスのグロージャンは 2 戦連続でリタイア。マシーンはいいんだから、攻めるよりまずは走りきってポイントを獲ってほしいね。チームメイトのライコネンは地味に 5 位入賞でドライバーズポイント 7 位につけてる。地味にポイント獲っていかなきゃ。