トイレのうず

マウスを左クリックすると、シングルクリックしたはずなのにダブルクリックと認識され書類が開かれたり、複数選択がうまくできなかったり、ドラッグアンドドロップができなかったりして非常に使いにくくなって困っていました。調べてみるとこの症状はチャタリングというらしいです。クリック部分にはマイクロスイッチという部品が使われており、これの電気信号がうまく伝達できなくなると誤作動が起きるようです。「マウス 修理」で検索するとこのチャタリングの修理がほどんどで、マイクロスイッチをハンダごてを使って交換することで直るとのこと。
→自分でやってみよう!:マウスの修理
→納得パソコン購入術!パソ兄さん:スイッチ交換修理!ロジクールマウス G700 のチャタリング対策

Logicool のマウス LS-1WH

わたしが使っているのはロジクールのマウスで、ロジクールは 3 年保証です。いつ購入したか調べると、 2011 年の 12 月に購入していました。 3 年はとっくに過ぎているので、修理すべく使われているマイクロスイッチの型番を調べるために分解してみることにしました。ちなみに使っているのは LOGICOOL 有線 レーザー式 3 ボタン ホワイト LS-1WH というマウスで、購入価格は 980 円でした。今は 2000 円くらいになっています。

Logicool LS-1WH の分解

滑り用シールを剥がす

まずは裏面の滑り用シールを剥がします。ドライヤーで温めると剥がしやすいです。

ネジを 3 つ外す

ネジが 3 つ出てくるのでこれを外します。

マウスの上側を外したところ

するとマウスの中身にアクセスできます。

これが問題のマイクロスイッチ

これが問題の左側のマイクロスイッチ。

型番は D2FC-F-7N

基板と底を固定しているネジを外すと、型番が分かりました。 omron の D2FC-F-7N というものです。下記のページによると一番廉価版だということがわかります。まあマウス自体の値段が値段ですからね。
→ゲーミングデバイス専門店 FOX ONE : OMRON CHINA マイクロスイッチ D2FC-F-7N シリーズ

D2FC-F-7N は Amazon にも売っていて、売価は 140 円だけれど、送料が 200 円かかります。合計 340 円です。

980 円で買ったものの修理に 340 円かけるのもどうなのか、そして新品の Logicool 有線光学式 3 ボタン マウス M100r が 541 円で買えるのを考えるとさらにどうなのかと思い、もう少し検索を続けていると Yahoo! ショッピングのレビューにこんなことが書いてありました。
→ Yahoo! ショッピング: OMRON 極超小形基本スイッチ D2FC-F-7N マウスボタン専用保守パーツのレビュー・口コミ

MX-REVOLUTION のチャタリング修理の為に購入しました。
スイッチの中身のバネのみ交換してバッチリ直りました。

スイッチ内部のバネの交換で直るなら、バネが汚れていて通電がおかしくなっている可能性が高いのではないか、と思い、マイクロスイッチを分解してみることにしました。

マイクロスイッチ D2FC-F-7N の分解と板バネのクリーニング

マイクロスイッチを分解

精密ドライバーのマイナスで上側のツメを外すとポロッと中身が出てきました。こんなバラシ方ではどう組み立てていいかわからないじゃないか、と思いつつバネを見てみると……

板バネの接点が汚れている

やはり接点と思しきところが汚れています。汚れなのか腐食なのかよくわかりませんが、 CD プレイヤーを修理するときに購入したエレクトリッククリーナーがあったので、それを噴きかけティッシュで磨いてみました。

エレクトリッククリーナーで拭きとって磨く

板バネを磨くのに使ったエレクトリッククリーナー。(試してはいませんが無水エタノールでも代用できるのではないかと思います。)

板バネの接点がきれいになった

板バネの接点がここまできれいになりました。これならいけるんじゃないか、とマイクロスイッチを思い組み立て始めたのですが、初めの状態がわからないからどうにも上手くいかないのです。誰か D2FC-F-7N を分解した人はいないか検索してみると YouTube に D2FC-F-7N(10M) ですが分解しどのように動作するかを撮影した動画がありました。

D2FC-F-7N と D2FC-F-7N(10M) は微妙に構造が違うようで、ピンセットを使いいくら組み立ててもこのようにカチカチいわないのです。試行錯誤すること 30 分。ようやくカチカチいうバネの位置がわかりました。

カチカチいわない板バネの位置

カチカチいわない板バネの位置。

カチカチいう板バネの位置

カチカチいう板バネの位置。(ピンぼけですけど、)バネがスイッチ内部の金属部分に引っかかってるのがわかりますか? これがマウスを押したときにカチっという正体みたいです。

基板のまま Mac に取り付けて、左クリックのマイクロスイッチを押すときちんとシングルクリックになるのを確かめました。それから逆順に組み立てました。組み立てる前にマウスホイールなどの汚れがひどかったのでそうじしました。

逆順に組み立てて修理終了

今この記事を書くのにも今回修理したマウスを使っていますが、問題なく使用できています。シングルクリックはダブルクリックにならないし、複数選択もきちんとできるし、ドラッグアンドドロップも問題ありません。クリック音も右より左の方がしっかりした感じになりました。(右側も直した方がよかったかも。)部品代もなしの 0 円で直り満足しています。

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コメント (4)

  • skinjob

    ここを参考にして板バネの接点掃除と反りの修正をしました。マイクロスイッチの上蓋は接着されていると思い込んでいて開けようとしていませんでした。ありがとうございます。
    チャッタリングしていてクリックしてもカチカチ鳴らないなら板バネの劣化が主な原因かもしれませんね。

  • あさこん

    ◇ skinjob さん◇
    コメントありがとうございます。
    マイクロスイッチの上蓋は開けられるのはびっくりしましたね。
    この記事で直したマウスの右クリックの効きが悪くなってきたので、
    また分解しなければなりません。
    お役に立ててよかったです。

  • 名無し

    マウスの中ボタンが効かなくなって買い替えようと思っていた時に偶然このページ発見し、内容を参考にしてスイッチ部の汚れを掃除してみたら綺麗に直りました。直せるとは思っていませんでしたのでうれしい気分です (>_<)

    これでもう 5 年は持たせられそうです。ありがとうございました。

  • あさこん

    ◇名無しさん◇
    コメントありがとうございます。
    マウスの故障はマイクロスイッチの銅板の接触が
    悪くなってるだけなんて思ってもみませんよね。
    マウスが無事に直ってよかったです。

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