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どうでしょう DVD 化奮闘記 その3

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民生 DVD レコーダーで録画した DVD-RAM からデータを取り出し、 Mac でフレーム単位で CM をカットし DVD をつろうっていうこの挑戦、どうでしょう DVD 化奮闘記 その 2 で方針が見えて、あとは DVD にするだけっていうところまできたと思ったらまたまた落とし穴が待っていた。
それは、「闘痔の旅」の前編を編集しできあがった MPEG2 をチェックしていたときのこと。平田内温泉での先客のおばちゃんとのやりとりを語る大泉さんの動画と音声があってない。いっこく堂の衛星中継みたいに少し遅れて音声がついてくる。このまま DVD にするわけにはいかない。
それで試行錯誤を繰り返し、結局辿り着いた方法が以下の通り。ちょっと妥協も含まれてる。


1) Pixe VRF Browser EX で CM の区切りごとに別々のファイルで書き出す。このときの書き出し方法はエレメンタリーストリームを選び、音声 (AC3) と動画 (m2v) にわける。

2) 1) でできた音声ファイル( AC3 形式)を a52decX を使って AIFF に変換。 m2v 動画と拡張子前の名前を同じに変更。

3) MPEG Streamclip で m2v を読み込み、 File → Convert to MPEG とすると、 AIFF を合成して音声が PCM の MPEG2 ファイルになる。そしてできあがったファイルの拡張子を .mpeg から .mpg に変更しておく。( .mpeg のままだと Capty MPEG Edit で読み込んだときプレビュー画面が出ない。)

4) Capty MPEG Edit で読み込みフレーム単位で CM をカット。プログラムストリームで書き出し。

5) CM 区切りごとにできあがったファイル(どうでしょうの場合は 4 つのファイルに分かれている)を Capty MPEG Edit で結合。このとき音声が PCM のままだと動画ビットレートが 8Mbps 以上のものを結合できないので、妥協して MPEG Layer2 形式にした。

すると音ズレも気にならない MPEG2 ファイルができあがる。時間的にも、その 2 で紹介した一度 Capty DVD/VCD 2.0 でオーサリングするより早いような気がする。ただ作業に慣れただけか? 音声が MPEG Layer2 なので QuickTime MPEG-2 再生コンポーネントを入れた Quick Time で視聴可能。
→ Apple Store : QuickTime MPEG-2 再生コンポーネント( Mac OS X )

5) のそれぞれのファイルを結合するときに音声を PCM のままでいけないかと、 MPEG Streamclip を使ってコピーペーストでつなげてみたりしたけれど、どうもそれでつなげたファイルは最終的にオーサリングしたときにつなぎ目で画像が乱れることが多いことがわかった。なので不本意ではあるが、今回は音声を多少犠牲にして、一度 MPEG Layer2 にするという妥協案に辿り着いた。
音声を PCM のまま編集しようっているのがそもそもの間違いだったんだね。

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