トイレのうず

Macでのe-Tax(平成25年度分)はMavericks(10.9)は非推奨(だけどできます。)

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2014.12.23
平成 26 年分の推奨環境が発表になりました。
→ Mac の最新 OS Yosemite(10.10) で平成 26 年分の確定申告 (e-tax) できるのか

2014 年 1 月 13 日に Smart Card Service のアップデートがあり、 Mavericks (Mac OS X 10.9) に対応しました。 Mavericks でも e-Tax できる環境が非推奨ですが整いました。また Lion (Mac OS X 10.7) 、 Mountain Lion (Mac OS X 10.8) でもソフト等のインストール手順は同じです。
→ Mac OS X 10.9 Mavericks で e-Tax に挑戦!【 Mac のセットアップ編】

2014.2.26
Mavericks 10.9.0 と 10.9.1 には SSL 接続の脆弱性があります。「 OS X Mavericks アップデート v10.9.2 」をあてることで、この SSL 接続の脆弱性は解決します。 Mavericks で e-Tax や「確定申告書等作成コーナー」をする際は必ず OS を 10.9.2 へアップデートしてください。
→ OS X Mavericks アップデート v10.9.2 で SSL 接続の脆弱性を修正

年が明けて、 e-Tax での確定申告の推奨環境が更新されていました。平成 25 年分の「確定申告特集」のページです。

平成 25 年分 e-Tax 推奨環境

Mac では去年までは Mac OS X 10.6 Snow Leopard まででしか確定申告できなかったのですが、今年は Snow Leopard ( 10.6 )、 Lion ( 10.7 )、 Mountain Lion ( 10.8 ) まで e-Tax できるようです。しかし最新 OS である OS X Mavericks ( 10.9 )は非推奨のようです。

「 MacOS10.7 をご利用の場合は、 64bit で起動してください。」と小さく注意書きがあるので、 Java の 64 bit での申告に対応したということなのに、 Mavericks が推奨環境から外されているのには何か理由があるのでしょうか。

去年の e-Tax の推奨環境から Lion (10.7) 、 Mountain Lion (10.8) から e-Tax できなかったのは、 e-Tax のデータを受け取る部分が 64 bit に対応していなかったためです。
→ e-Tax (平成 24 年度分) Mac OSX Mountain Lion 、 Lion は非推奨!

Mavericks で e-Tax できないのは Smart Card Services が対応していないため

Lion ( 10.7) 以降で e-Tax できない理由は、去年(平成 24 年度分)は Java の 64 bit 未対応のためでしたが、一昨年(平成 23 年度分)は IC カードを利用するための機能「 Smart Card Services 」が Mac OS の機能から削除されたためでした。
→公的個人認証サービス: Mac OS X 10.7 Lion 以降の Macintosh での公的個人認証サービスの利用にあたって

 【重要】 Mac OS X 10.7 Lion では公的個人認証サービスを利用できません でお知らせしたように、 IC カードを利用するための機能「 Smart Card Services 」が Mac OS から欠落した状態 (*1) が続き、 Macintosh 利用者の方々にはご不便をおかけしていました。
本年 9 月 18 日に Mac OS Forge (*2) から新バージョンの Smart Card Services がリリースされ、 OS X 10.7 以降の Mac OS をお使いの方も再び IC カードを用いたサービスが利用できるようになっています。

「 Smart Card Services 」は Mac OS X 10.6 Snow Leopad を最後に、 OS X 10.7 Lion 以降 Apple はサポートを辞めてしまい、 Apple が運営するオープンソースの Mac OS Forge に保守を移行しました。その Mac OS Forge で配布されている SmartCard Services の Mavericks 対応版がリリースされていないため、 Mavericks では e-Tax できないのですね。
→ Mac OS Forge : SmartCard Services

SmartCard Services が Mavericks に対応していないから、 Mac 対応の IC カードリーダーの SCR3310-NTTCom も Mavericks 対応ドライバが出ていません。

Lion 、 Mountain Lion で使用する場合、 IC カードリーダーのドライバの他に、 SmartCard Services と Java 7 をインストールする必要があります。なんだか面倒そうです。

2014/1/13 に SmartCard Service のアップデートがあり、 Mavericks に対応したようです。非推奨だけど e-Tax できるかもしれません。

Mavericks での e-Tax にチャレンジしています。
→ e-Tax に Mac OSX 10.9 Mavericks で挑戦!【 Mac のセットアップ編】

2014.2.24
2014 年 2 月 23 日の iOS 6 と iOS 7 のアップデートがあり、 iOS 7 と iOS 6 、そして OS X Mavericks (Mac OS X 10.9) に、 SSL 接続の重大な脆弱性があることがわかりました。 Mavericks で e-Tax はできますが、通信が傍受されたり改ざんされたりする可能性があるので、セキュリティアップデートがリリースされるまでは、 e-Tax はもちろん「確定申告書等作成コーナー」での申告書作成もしないほうがいいです。
→ Mac OS X 10.9 Mavericks の Safari で確定申告の作業はしてはいけない

2014.2.26
Apple から「 OS X Mavericks アップデート v10.9.2 」がリリースされました。 10.9.1 の SSL 接続の脆弱性はこのアップデートをあてることで解決します。 Mavericks で e-Tax や「確定申告書等作成コーナー」を利用する際は必ず OS を 10.9.2 へアップデートしてください。
→ OS X Mavericks アップデート v10.9.2 で SSL 接続の脆弱性を修正

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