一昨日 OS X Mavericks に SSL 接続の問題があるので、確定申告の作業や e-Tax を控えた方がいい、という記事を書きましたが、本日未明にそのバグが塞がれた「 OS X Mavericks アップデート v10.9.2 」がリリースされました。
→ Mac OS X 10.9 Mavericks の Safari で確定申告の作業はしてはいけない
アップデートの内容で SSL 接続の脆弱性について一切触れていないのが逆に潔いです。
心配性なので OS の SSL を利用している App Store.app からでなく、 Apple のサポートページから「 OS X Mavericks 統合アップデート v10.9.2 (Combo) 」を Firefox でダウンロードしてきてインストールしました。 App Store.app のスクリーンキャプチャ撮っておいて何いってるんだって感じですけど。
無事に OS X Mavericks は 10.9.2 、 Safari も 7.0.2 へアップデートされました。
SSL 接続のバグであった「 goto fail; 」の危険性があるかどうかチェックするサイトにアクセスしてみました。
→ goto fail; // Apple SSL bug test site : https://gotofail.com/
「 Safe. 」と表示されて一安心です。
OS X Mavericks の 10.9.2 へのアップデートと同時に、 Lion (10.7) と Mountain Lion (10.8) の「セキュリティアップデート 2014-001 」がリリースされました。 Lion と Mountain Lion は今回の SSL 接続の脆弱性には関係ないのだけれど、ほかのアップデートに紛れ込ませることで目立たなくしているのがなんともいえない感じです。これらを用意するのに 3 日かかったということなのですね。