0

2012 年に取りつけたドライブレコーダー VICO-DS2 が起動しなくなり、その影響でシガーソケットのヒューズ切れて電装品がことごとく使えなくなってしまいました。今年の 6 月のことになりますが修理をしたので記録を残しておきます。

ヒューズが切れた経緯と原因究明

ことの起こりはその数日前からドライブレコーダー VICO-DS2 がエンジンをかけても再起動を繰り返したりしていたので SD カードの故障かと思ってフォーマットし直したりしたのですが、ついに起動しなくなったことです。

出かけ先だったので、増設したもう1つのシガーソケットの空いている穴に繋げ変えてみるも起動せず、ミラジーノ本体のシガーソケットに挿してみるも起動せず。しかも時計などのアクセサリーの電源も入らなくなりました。そう、 VICO-DS2 が壊れてしまってヒューズを飛ばしてしまった模様。電装品で動いているのは後づけした ETC のみという状態です。状況がわかりにくのでヒューズが飛んだ時の電装品の接続を写真に書き込んでみました。

ミラジーノのヒューズにつながっている電装品内訳

ホームセンターに向かう途中だったので、ホームセンターでシガーソケットの増設に使用した場所である SOCKET の 15 A と ACC の 7.5 A のヒューズを購入しました。

ミニ平型ヒューズ 15A と 7.5A

そして交換してみると ACC の方は復活しましたが、 SOCKET の方の増設シガーソケットは電源の LED が光りません。増設シガーソケット自体が壊れたようです。そしてミラジーノ本体のシガーソケットも復活しませんでした。この日は復活した ACC に増設したシガーソケットの電源でリアのドラレコだけ動かして帰ってきました。

その次の日、さらに原因を追究しました。前の日取り替えたヒューズを確認してみると、 ACC の 7.5 A のものはヒューズが切れていましたが、 SOCKET の 15 A のもののヒューズは切れていませんでした。

AAC の 7.5A のヒューズは切れているが SOCKET の 15A のは切れていない

ソケットに増設したシガーソケットは商品説明によると合わせて 10 A までなので、 15 A のヒューズではなく、増設シガーソケット内部のヒューズが切れたようです。

またミラジーノ本体のシガーソケットはヒューズボックスの CIG につながっているようでした。そこには後づけした ETC が繋がっており、それは動いているから問題ないと思っていたのですが、電源を取り出し型のヒューズを抜いて確認してみるとヒューズが切れていました。

ETC への電源取り出しヒューズが切れている

ETC はしばらく使う予定はないので、購入した 15 A のヒューズを差し込んでみるとミラジーノ本体のシガーソケットが復活しラジオなどの電装品も動きました。車本体のシガーソケット自体が壊れてなくてよかったです。

現状をまとめると VICO-DS2 が起動しない状態でやめておけばよかったのに、次々に違うシガーソケットから電源を取ろうと挿し込んだため、異常な電流が流れて VICO-DS2 を挿したところのヒューズがすべて飛んでしまったようです。

とりあえずリアに先日取りつけたドライブレコーダーを吸盤でフロントに取りつけ急場をしのごうと思いました。

リアのドラレコをフロントに取りつけ

同じ mini USB なので VICO-DS2 の電源ケーブルをミラジーノ本体のシガーソケットに刺してみましたがドラレコが起動しません。

CIG の 15A ヒューズが切れた

そして CIG のヒューズ 15 A が飛びました。

VICO-DS2 の電源ケーブルに問題があるようだ

ということは VICO-DS2 本体が壊れたのではなく、 VICO-DS2 の電源ケーブルが原因で過電流が流れてヒューズが飛んだことがわかりました。

VICO-DS2 の電源ケーブルを交換

VICO-DS2 の電源ケーブルはちょっと特殊でシガーソケットへの差し込みの部分に自動録画を始めるための仕掛けが入っているのです。最近のドラレコなら USB で電源を取れば自動録画を始めるみたいなので、以下のような安価な電源ケーブルが使えます。

このケーブルのレビューを見ていると、 VICO-DS2 の壊れた電源ケーブルの代わりに購入したけれど自動録画されないとの書き込みがあります。
→ Amazon :連動では使えませんでした

それでどうしたものかと思っていて検索していたら、台湾では比較的簡単に VICO-DS2 の電源ケーブルは手に入るようですが日本に送ってもらう手段がありません。さらに検索しているとヒューズボックスから直接電源を取るのにドライブマンの電源ケーブルを使ったとの記事を見つけました。
→みんカラ:ドライブレコーダ VICO-DS2 の取り付け | ホンダ N ボックスカスタム by カンズ

ということはシガーソケットからの電源ケーブルもドライブマンのものを使えば自動録画される可能性が高いです。

ということで Amazon で注文しました。定価より高く販売しているのが気になりますが、早く取り寄せたかったので購入しました。( VICO-DS2 本体が壊れてる可能性もあるので、念のため購入前に USB 電源に繋いで録画できることを確認しました。)

Driveman の電源ケーブルを流用

届いたドライブマンのシガーソケットから電源を取るケーブルです。

これをドキドキしながら VICO-DS2 に接続してエンジンをかけてみると無事に自動で録画を始めました。これでとりあえずドラレコ部分は復活しました。ただし純正の電源ケーブルと比べて起動が遅くなってしまいました。しかし純正の電源ケーブルでは時刻が保持されなくなっていたのが、 Driveman の電源ケーブルに変えたらキャパシタが復活したのかセットした時刻がきちんと保持され初期設定の変更したものも記憶してくれました。

増設シガーソケット復旧

次に VICO-DS2 の電源ケーブルを次々に差し替えたために壊した増設のシガーソケットと ETC 電源の取り出しの復旧です。

まずは ETC の電源取り出しの部分について。ヒューズボックスから線を辿ってみると管ヒューズボックスがあり、この管ヒューズとの接続部分で新しいものに取り替えられそうでした。

ETC への電源取り出しの管ヒューズで配線を交換できそう

ギボシでの接続部分を探したのですが、どうやら圧着しているようなので電源取り出しの先についているヒューズホルダー内部の管ヒューズとの接続部分からヒューズまでを交換することにしました。

これを買ってヒューズ側を使えばどうにかなりそうです。

そして壊れた増設シガーソケットは中のヒューズが切れただけなのではないかと思い分解してみました。裏のネジを緩めて保護しているチューブをニッパーで切断すると中から管ヒューズが出てきました。

シガーソケット内部の管ヒューズが切れている

案の定、ガラス管内部の線が切れてます。この管ヒューズを交換すれば増設シガーソケットも直りそうです。

8A  20mm のミニ管ヒューズ

増設シガーソケットの管ヒューズは 8 A   20 mm のミニ管ヒューズでした。これが Amazon でマーケットプレイスで売っていますが部品は安いけれど送料がかかるので結構な値段がします。

そしてガラス管ヒューズを保護していたチューブは何かと探していたら、収縮チューブという名称で、熱を加えると縮むもので、電気工作で繋ぎ目を保護し絶縁する部材のようでした。 Amazon で探してみるも、ミニ管ヒューズの接点まで覆えそうな内径の太いものは結構な値段がしました。

ミニ管ヒューズと収縮チューブを買うのと新しい増設シガーソケットを買うのでは後者の方が安かったので、また壊れたのと同じ増設シガーソケットを購入することにしました。

ETC 電源取り出しの復旧

ここで分解したシガーソケットを見ていて気がついたのですが、ヒューズ端子からミニ管ヒューズまでの形状が ETC 電源取り出しの修理に必要なものでした。

製品だとこんなものがあります。

ただ ETC 電源に使われている管ヒューズは 30 mm のもので、増設のシガーソケットは 20 mm なのでそのままの金具では管ヒューズにはまりません。切れた電源取り出しヒューズの管ヒューズ側の金具を再利用してつなげれば必要な部品になります。

壊れた増設シガーソケットと切れた電源取り出しヒューズをつなげて部品を作成

圧着がスタンダードのようですが電工ペンチがうちにはないのでハンダづけすることにしました。接合部を保護するために内径 3 mm の収縮チューブをホームセンターで購入しました。

収縮チューブ 1m 3 φ

余談ですが、この部材をホームセンターに見にいったときに 8 A のミニ管ヒューズと 10 mm の収縮チューブが電工売り場で Amazon よりだいぶ安く売っており、増設シガーソケットを買うより安かったのはショックでした。送料込みの値段になっているので細かい部材はホームセンターの方が安いようです。

収縮チューブを通してから導線をねじってつなげる

気を取り直して管ヒューズの取りつけ部品と電源を取る線をねじってからハンダづけします。

つなげた部分をハンタづけ

ハンダづけしたところです。

収縮チューブを被せてドライヤーで熱して絶縁完了

収縮チューブを被せてドライヤーを当て収縮させれば完成です。

配線のやり直し

配線をやり直す過程で、ドラレコが 7.5 A の ACC の繋がっているのはバランスが悪いなと思い SOCKET につなぐことにして、 CIG に接続されていた ETC を ACC につないで、 USB の充電器を接続している増設シガーソケットを CIG に、ドラレコ 2 台が接続されている増設シガーソケットを SOCKET につなぐことにしました。修理後は以下のような配線になりました。

新しく配線した後のヒューズボックスの電装品内訳

またノーマルな状態では何も接続されていなかった SOCKET は 15 A まで電源が取れますが、増設シガーソケットの内蔵ヒューズが 8 A なので 15 A のヒューズを挿すと増設シガーソケットの内蔵ヒューズが先にに切れるので、挿し込むヒューズを 7.5 A にすることにしました。(本来ヒューズは規定のものを取りつけるものですが、この SOCKET がノーマルな状態では使われていないこと、また繋いでいる電装品がドラレコ 2 台であることから、 7.5 A あれば十分だと判断しました。)これで万が一過電流が流れてもミニ平型ヒューズの方が切れるので安く簡単にヒューズの交換ができます。

電工の知識がなくてかなり原因の特定と復旧に時間がかかりましたがなんとか元通りになってよかったです。そしてドラレコが使えなかったので修理している数日間に事故らなくてよかったです。

関連記事

コメントを書く

トラックバック URL