前月末発表になったグッドデザインの金賞に輝いた MEDIA SKIN 。受賞のデザイナーコメントページ( 2007 年度グッドデザイン金賞:携帯電話機 MEDIA SKIN )にて「 MEDIA SKIN は第 2 の皮膚のように人に優しく、そして使っている人が美しく引き立つようなフォルムと本物の質感を兼ね備えた、身体と一体化する全く新しいケータイです。」と記載がある。
その第 2 の皮膚がね、凹凸がありすぎて、汚れを吸着しやすいんだよ。まあ、それは購入前、店頭のモックを見た時点でわかっていたことで、それを承知で、白ではなく汚れが目立たないだろうオレンジを購入したんだけどね。(購入動機はデザインではなく、携帯端末が 0 円だったから。)
わたしが購入したのは 6 月末のこと。で、どれくらい汚れるものなのか、 4 か月購入時に張ってあったシールを剥がさずに使っていたのです。そして、グッドデザイン賞の大賞候補に選ばれたと知って、 4 か月間はがさなかったシールをはがすことにしたのです。(記事にするのは都合により遅くなりましたが。)
外してみてやはり予想どおりくっきりシールの痕が。確かに触り心地がいいけどね、汚れを吸着していっちゃうのはどうなのよ。これが白だったらって想像したら、こわくなっちゃう。オレンジならなんとなく馴染んだ感があるけれど、白だったら、ただ薄汚れただけ、、、。
外装もそうなんだけれど、なんでこんなに使いにくい携帯がグッドデザイン賞の金賞なのかも疑問だよ。ボタンの配置がね、悪いの。メールとか打ってるときに、 2 のキーを押そうとして CLEAR キーを押しちゃうことがあるの。まあ、これなだ 1 文字消えるだけだから大した被害はないんだけれど、 3 キーを押そうとして、 POWER キーを押しちゃったときが悲惨で、メール全部がパーになっちゃうのよ。メール作成中に電源ボタンを 1 度押すと、「編集データを破棄して操作を中止しますか?」っていう確認画面が一応出てくる。でも「す」って打とうとしているときは 3 キーを 3 回連打するじゃないですか。 3 キーを押しているつもりで POWER キーを 3 回連打すると、警告画面を無視して、編集途中のメールは破棄され待ち受け画面に戻ってしまうのです。何度編集途中のメールがぱーになって泣きをみたことか。ときに blog に投稿するための長文なんか打っていた日にはもう目を当てられませんよ。
それもこれも、操作ボタンが小さすぎることに原因があると思う。百歩譲ってキーが小さくてもいいけれど、 3 キーと POWER キーの間は離してほしかった。