Windows XP の入った ML115 に 2TB の HDD を増設しました。増設した HDD は Seagate の ST2000DL003。データ倉庫用として使う予定です。以前増設した 1TB の残りが少なくなってきたから。
HDD の選定
ML115 は録画機と化しているので、どうせ DLAN サーバーを通じて HVT-BCT300 から視聴することになる。
別に Ml115 に HDD を増設しなくても、常時稼働している NAS に HDD を増設すればいいんじゃないかと思った。しかし、うちの NAS は HDL-GX250 で DLAN サーバーはついているものの、公開するファイル数に 10000 という制限がついている。音楽ファイルや写真なんかの画像とかも含めると 1 万なんてあっという間。どうりで HVT-BCT300 から HDL-GX250 に DLNA で接続したとき挙動がおかしいと思ったよ。
→ IO データ Q&A : DLNA サーバー機能を使用する際のファイル数の制限について
で、しょうがなく Windows XP の入った ML115 に HDD を増設することにしたのだけれど、 Windows XP は 2.17TB 以上のディスクを認識してくれないらしい。今一番コストパホーマンスのよい HDD は 2.5TB なのに! ということでここでも妥協して 2TB のものを選ぶ。しかし、今の HDD は Advanced Format Technology (AFT) という 1 セクタ 4K バイトの記録方式になっているらしく(従来の HDD は 1 セクタ 512 バイト)、 XP では使えるには使えるけれどすごく動作が遅くなるらしい。ということで、 XP でもユーティリティソフトなしで使える 2TB の HDD を探したら、 Seagate の ST2000DL003 が手頃だったので購入することにしたのです。(起動ディスクには速度が遅くてできないみたいだけれど、データ倉庫用途ならば問題なく使えるようです。)
ML115 へ増設とセットアップ
ML115 への HDD の増設は以前と同じなので省く。
→ ML115 に HDD を増設
しかし Seagate ST2000DL003 はフォーマットの仕方で速度が変わるらしい。
→ドスパラ – 製品レビュー: Seagate の ST2000DL003 は XP の夢を見るか?
どうやら拡張パーティションで論理ドライブ作成するというのがポイントらしい。(起動ディスクにはできません。)
しかし増設後初期化してフォーマットしたんだけれど、拡張パーティションが選択肢に現れない。ウィザードを進めていくとスマートドライブとかいうフォーマットになってしまう。以前増設した 1TB は拡張パーティションで論理ドライブにてフォーマットされているのになぁ。
以前増設した 1TB の HDD との違いを見てみると、 1TB のは「ベーシック」と今回増設した 2TB は「ダイナミック」という違いがあった。(スクリーンショット撮り忘れました。)何が違うんだかわからないけど、とりあえず、右クリックしてダイナミックをベーシックへ変更。データが全部消えますよって警告されたけど、まっさらな HDD だから関係ないし。もう一度ウィザードを開いたら、めでたく拡張パーティションで論理ドライブ作成を選択できた。明日の朝までにはフォーマット終わるかなぁ。
2011.8.4
拡張パーティションで論理ドライブでフォーマット後、データ倉庫として使っているけれど、速度も問題なく出ている。重い動画もちゃんと見れてる。しばらくはこれで乗り切れそうです。