Mac OS X 10.8 Mountain Lion の VMware Fusion 5 に Mac OS X 10.6 Snow Leopard Server をインストールしました。まあ普通に使えるのだけど、 Snow Leopard Server から音がでないことに気がついたので対処しました。
→ VMware Fusion 5 に Snow Leopard Server をインストール
上記リンクの作業を行ったあと、 Snow Leopard Server 側の「システム環境設定」→「サウンド」を見てみると「出力装置が見つかりませんでした」と表示されています。
いろいろ調べたところ、本家 VMware のコミュニティにそれらしき対処法が載っていました。
→ VMware Communities : OS X Server virtualization in VMware Fusion: opinions?
Sound indeed works on OS X 10.6 (Server) in Fusion, with the VMsvga2 AC97 driver, available from the link:
EnsoniqAudioPCI_v1.0.3_Common_Installer.pkg
… and this package must be installed inside the virtual machine, i.e., inside the guest (not in the host!); before using this driver, one must create a new sound device in the VM ’ s settings, and then edit the .vmx, changing the line:
sound.virtualDev = “ hdaudio ”
… into:
sound.virtualDev = “ es1371 ”
… and sound will then work, albeit certainly not with a very high quality.
ということで実際に音が出るようにしてみました。
サードパーティー製のドライバをダウンロードします。
→ EnsoniqAudioPCI_v1.0.3_Common_Installer.pkg
これを仮想マシンである Snow Leopard Server 上にコピーしてインストールします。( Mountain Lion 側においてファイル共有してもインストールできません。)
再起動せずに仮想マシン( Snow Leopard Server )を終了します。メニューバーの「仮想マシン」→「設定」を選択し設定画面を表示し「デバイスの追加」をクリックします。
「サウンド カード」を追加します。
これだけでは音が出ないらしいので仮想マシンの設定ファイルをいじります。 Finder にて「書類 / 仮想マシン /Mac OS X Server 10.6 (64 ビット ) 」を右クリックして「パッケージの内容を表示」を選択。
その中の「 .vmx 」という拡張子のファイルをテキストエディットで開きます。今回は「 Mac OS X Server 10.6 (64 ビット ).vmx 」というファイルです。
「 sound.virtualDev 」という項目を下記のように書き換え保存します。
書き換え前
sound.virtualDev = "hdaudio"
↓
書き換え後
sound.virtualDev = "es1371"
仮想マシンを起動してみるとシステム環境設定のサウンドの項目に「 Line Out 」が表示され音が出るようになりました。しかしあくまで音が出る程度みたいで音質は期待しない方がいいです。