やり方を忘れちゃいそうだからメモメモ。
国土地理院が提供している数値地図(空間データ基盤)を使ってイラストレーターの地図をつくる方法。
大まかな手順は数値地図を VectorWorks で読み込んで、それを書き出しイラストレーターに移植する。
昔、やって確かにできたんだけれど、なぜか「数値地図 2500 (空間データ基盤)のフォーマットではありません」とエラーが出て VectorWorks にデータが読み込めない。いろいろ調べてみると、数値地図のデータ形式が変わったのが原因のよう。なんでも法改正があって、日本測地系が世界測地系に変わったんだそうだ。よくわかんない。とにかく、 Vector のサイトからプラグインのアップデータを入手してたら、無事に読み込めるようになった。
読み込んだデータは細かくレイヤー・クラス分けされている。これを、 EPSF で書き出すとレイヤーを無視したデータになってしまうので、以前は 1 レイヤーごとに読み込んでいたんだけれど、どうやら、 DXF で書き出せば、イラストレーターに読み込んだとき、きちんとレイヤー毎に分けてくれるみたいだ。ポイントは、「ファイル」→「取り出す」→「 DXF/DWG 」を選んだ後のダイアログの「 DXF クラスを」の項目で「レイヤーに変換」を選ぶこと。こうしないと、イラストレーターに読み込んだときやっぱり全部一緒のレイヤーに入ってしまう。
でも困ったことに一番大事な街区のレイヤーが空っぽのまま書き出される。オプションをいろいろいじって見るものの、結局ダメで、街区だけ EPS に書き出して、それを重ね合わせた。まあ、トレースするのに比べたら、これくらいの手間はね。
PlugX 数値地図 Reader 2500 V2 っていうのを使ったら、簡単に Illustrator のデータになるみたい。でもそれなりにお値段しますけれど、業務で使っている人にはいいかもね。
PlugX- 数値地図 Reader2500 V2(Mac) 地理情報開発 2006-10-24 by G-Tools |