キッチンの流しの排水口のカゴとカバーがプラスチック製ですぐにぬめるので、カゴを廃止しカバーを銅製のものにして銅イオンで殺菌効果を狙いました。設置をしたのは今年 7 月のことです。
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バスケットいらず N (らくポイリング)
うちのキッチンの排水溝には浅型のプラスチックのバスケットがついています。生ゴミは以下の記事でも書いた通りポリ袋に入れているので、洗い物のときに出る食べのものカスなどが少し溜まる程度です。
しかしプラスチック製なので経年劣化で細かいキズができそこに細菌が入り込み、特に底にヌメリが発生して排水の流れが悪くなります。ゴミ捨て担当の夫が洗うのが面倒だといい以下のような商品を購入しました。
初めは記事にするつもりがなかったので開封前の写真はありません。
うちの排水溝に合わせて切り抜いたもの。いってみればただの輪っかです。
裏側はこんな感じです。ゴミ取りストッキングを設置するのならバスケットの網の部分はいらないのではないかというアイディア商品です。
上記のように底面が 2 重になった専用のストッキングがあるのですが、夫は工夫して手に入りやすいものを使っています。
どこでも売っているダストマンの浅型です。
これを縁にかけるのではなく 4 cm ほど長めに折り返してかけます。
こうすることで側面が 2 重になるので、排水トラップのキャップの脇にゴミが溜まったストッキングが入り込まないので排水の邪魔をすることがありません。
バスケットいらず N は「らくポイリング」として抗菌剤を配合して 2022 年春にリニューアルされたようです。
銅製排水口カバー
これでもだいぶ掃除は楽になったようなのですが、さらにヌメリを抑えるために Amazon プライムデーで安くなっていたので、銅製の排水口カバーを購入しました。
銅に水が触れると水中に微量の銅イオンが溶け出し、殺菌と腐敗防止の効果があるそうです。
水を流したあとに少しカバーに水が溜まります。たぶんこれはわざとで溜まった水に銅イオンが溶け出しているのではないかと思います。
設置後 3 か月後の様子
まずはヌメリの様子から。
黒い汚れはプラスチックの段差の部分につきますがヌメリはほぼなくなりました。夫によると夏は 2 〜 3 週間に 1 回、気温が下がってきた秋は 3 〜 4 週間に 1 回の掃除で充分だそうです。
銅製の排水口カバーは使っているうちに酸化し変色しました。変色しやすいのは酢やケチャップなどの酸性の食品を流したときで、そのときは水をたくさん流し酸性物質を残さないことが大事なようです。
見えませんが裏面はもっと腐食しています。
ただ排水トラップのキャップに少しヌメリがつくので以下のような銅製の排水トラップキャップがほしいようです。やはり銅と水が接触している状態が長ければ長いほど銅イオンが溶け出すので、排水トラップの水に銅製キャップが漬かっているのは殺菌効果が上がるのではないかと思います。
お高いですが、腐食して持ち手が取れてしまうこともなく、置くだけなのでどんなサイズの排水溝にも使えるようです。重さでフタをするので銅がたくさん使われているため高いのでしょう。
排水口バスケットを廃止し、銅製の排水口カバーを導入することで排水口のヌメリがほぼなくなり手入れが楽になったといっています。ズボラな人にオススメです。
銅トラップも購入しました。