『キッチンの材料でおそうじするナチュラルクリーニング』という本を購入しました。
以前から洗濯には石けん 99% のものを使っていたのですが、洗濯槽につく石けんカス(黒ピロピロ)が気になっていました。それをお酢を入れた水でつけ置きしたらピロピロが取れてきたのがわたしがいわゆるナチュラルクリーニングに出会った最初です。
友達に古い洗濯機をあげるときも、水垢等を酢を染み込ませたティッシュで湿布したらおもしろいくらいに取れた。これ以来、何か身近にあるものできれいになるんじゃないか、と考えるようになったのですが、それを「ナチュラルクリーニング」と呼ぶのはつい最近知りました。
以上の現象を種明かしすると、石けんカス、水垢はアルカリ性の汚れなので、酢で中和してやるときれいに落ちるのです。
さて、今日は買ったばかりのガスコンロのグリルの焦げ付きを落としてみました。まだピカピカのガスコンロ。昨日おみやげにと干物を買ってきて焼いたら見事に焦げ付きがつき洗っただけでは取れなかったのです。そこで重曹の登場。油汚れは酸性なので、アルカリ性の重曹(炭酸水素ナトリウム)で中和すれば落ちる。本当はぬるま湯に重曹を溶かし、少しだけクエン酸を入れることにより二酸化炭素が発生させ、その泡でぽろっと焦げ付きを取ろうと思ったのですが、いかんせんタライにグリルの網が入らなかった。あきらめて、石けんと重曹をつけたアクリルたわしで根気よくこすっていくと、きれいに取れました。少し時間はかかりましたが、ステンレスに傷もつかずピカピカのままです。満足です。
これからもこまめにいろいろと試していきたいと思います。