ある方の送別会で町田でランチをしたのですが、わたしは何より町田の街の変貌ぶりにびっくり。東急本館と新館(この呼び方も古いかもしれない)の間 JR 町田駅前の広場が道路になってる。町田へ来たのは 4 年ぶりくらい。わたしの記憶ではその向かいには建物があったはずなのに、それが撤去されていて、大きな道路が貫かれている。その脇には 109 が!
思い返せば確かに変だった。文房具屋さんが移転したり、横町みたいな商店街が閉鎖されたりそれなりの兆候はあった。なにか大きなビルが建つのかと思っていたけれど、まさか道路が貫くとは思わなかった。
小田急町田駅からハンズに抜ける細い 2 本の道。ここがごちゃごちゃした商店がいっぱいならんでおもしろい通りだったんだけど(雑然として汚いといういい方もできるけど)、その通りが新しくできた道路で見事に分断されてる。丸井や東急のきれいなところとごちゃごちゃしたところを両方持っているのが町田の魅力だと思っていたから、それがぶった切られたのには驚きを隠しきれない。確かに駅北側への自動車でのアクセスは確実によくなっただろう。でも人のサイズの街を自動車のサイズの道路が遮るってどうなのよ。
そうよ、予備校時代、自習室に荷物をほっぽり出してふらついていた街だから余計に思い入れが強いのよ。わかっている。街は変わる。変わらなきゃ、街じゃない。街は人間同様生きているんだから。でも十数年前の都市計画をそのまま実行したような感じで、ちょっと寂しさを感じてしまったよ。