卵の殻を細かく砕くことで、(非常に効果はゆっくりだけれど)石灰の代わりになるというドケチ的家庭菜園情報を入手したので、卵の殻を集めて挑戦しました。
卵の殻を洗って乾かしたものを手であらかた潰して、それをすり鉢ですったのですが、時間がかかる上あまり細かくならない。すり鉢の形状と卵の殻の形状がぴったり合ってしまうことがあって、そうすると力をかなり入れないと砕けない。そして作業をしているとすりこぎより卵の殻のほうが固い感じがする。
ということで、いらなくなったカレンダーを二つ折にしてに、あらかた砕いた卵の殻を挟んで上からビール瓶のような形のビンで転がすように砕いてみた。結構早くある程度の大きさまで砕ける。瓶の肩に当たる部分で押しながら砕くとより早く細かく砕けるみたい。
そして仕上げにすり鉢に入れてビンの底でゴリゴリしてみた。ビンよりも乳鉢とともに使う乳棒の方が細かく砕けそう。それか石臼とか。
しかし、調べてみると卵の殻の主成分は「炭酸カルシウム」でこれは非常に水に溶けにくいらしい。強い火で焼いて生石灰(酸化カルシウム)にすればいいみたいだけれど、焼くのはとても大変らしい。なるべく細かくして根の周りに巻くと根から出た酸が溶かして吸収するとの説も。なので、まあ、入ってないよりはマシだろう、という程度で菜園に蒔いてみようと思う。なんだかどれも都市伝説的だけれど、土壌改良材と思えばいいのかな。
→たまご博物館:卵殻の詳細について