雨で延期していたキッチンカウンターの塗装。やっと晴れたので作業をしようと塗料の缶をよく読んでみると重ね塗りをする場合は 8 時間以上間を開けることと書かれていました。 1 日でさっと 3 回くらい塗るつもりだったので予想外です。外で塗装するつもりだったのですが、 1 回塗っては夜になったらまた家の中に入れてをくり返すのも大変だな、と思い家の中で塗装することにしました。だったら雨の日でも塗れたのにね。
キッチンカウンターの今までの作成過程はこちらからどうぞ。
→キッチンカウンターを DIY その 1 【下準備編】
→キッチンカウンターを DIY その 2 【組み立て編】
→キッチンカウンターを DIY その 3 【小物編】
目次
キッチンカウンターの塗装
今回塗る塗料はこちら。油性のクリアのつや消しのニスです。再度天板だけ 240 番の紙やすりで磨いて塗装を始めました。和室で塗装をしたので、ブルーシートを敷き、その上に新聞紙ときれいな紙を敷きました。
1 回目の塗装は木に塗料が染みこむからか塗っているのに全然進まない感じでした。天板、棚板、側面といったように上から順番に塗っていきました。もちろん裏面も塗りました。
1 回目の塗装が終わって 1 日乾いたところ。クリアのつや消しなのであんまり変わっていません。 2 回目も 1 回目と同じように塗装します。
3 回目の塗装の前に 400 番の紙やすりで天板を磨きました。こうすることで塗装がすべすべに仕上がるようです。 400 番のヤスリをかけたらそれだけですべすべすぎて楽しくなってしまったので、天板だけのつもりが全体をヤスリがけしてしまいました。
塗り上がったところ。写真では違いがわかりません。
キッチンカウンターの設置
3 日かけてニスを塗り乾いたので設置! と思ってキッチンカウンターを持ち上げてみると、なんと下に引いていた紙がくっついていました。しかも底に回り込んだ塗料がまだ乾いていない……。
紙を手で剥がし取れないところは紙やすりで磨きました。もちろんニスが乾いてから。かいあってきれいになりました。
作業していた和室からダイニング・キッチンにカウンターを運び入れて設置しました。しかし、なんと窓枠と干渉して奥まではいりません。
設計では 860 mm だったのが完成したら 862 mm になっていました。なんてこった! でも左側は窓枠に下に収まっているからなにかおかしいと窓枠に水平器を当ててみると……。
なんと窓枠自体が水平じゃなかったのです!
それからキッチンカウンターをどう収めるのか夫と話し合ったのですが、方法は 2 つ。 1 つ目はカンナでキッチンカウンターの底面を削り収める方法。 2 つ目は窓枠をノミで削り収める方法。 1 つ目が王道なので、カンナの刃を研ぎ、端材にカンナをかけてみたのですが、カンナは集成材が苦手みたいでうまく削れませんでした。なので 2 つ目の窓枠を削る方法をとることにしました。
ノミも切れなかったので、夫が研いでくれました。キッチンカウンターと干渉している部分を鉛筆でケガき、ノミで削っていきます。
こんな感じに削りました。
ピタッと収まりました!
不要品の処分
物を収めていき、使わないものを処分します。
処分したのは夫がひとり暮らしを始める際に両親に持たされた未使用の鍋類。フッ素加工のすきやき鍋とセラミック製の鍋。わたしがこの家に引っ越してきてもう 6 年経ちましたが 1 度も出番がなかったので処分です。
窓下にあった棚と無印良品のカラーボックスは夫が自分で DIY して、扉付きのカラーボックスに変身させるようです。
蚊取り線香を入れていたバケツや梅酢のビンなどは開いていた床下収納に入れました。これでかなりキッチンがスッキリしました!
ダイニング・キッチンのビフォアー・アフター
ビフォアー。
アフター。
カウンター下には燃えるゴミ、缶、ビン、ペットボトルの資源ごみのゴミ箱を設置。床にダンボールに入って置かれていたジャガイモ、タマネギなどの常温保存野菜は電子レンジ下のカゴに移動しました。このカゴは水切りカゴなので、通気性もよく常温保管野菜にはうってつけだと思います。
別角度からビフォアー。(床をリフォームした時の写真です。)
アフター。
食品ストッカーとキッチンカウンターを設置してすっきりしました。キッチンカウンターは棚にはカゴを置き、ごちゃごちゃ中身が見えるのでカーテンをつけるつもりです。
引っ越してから 6 年半やっとダイニング・キッチンがここちのよい空間になりました。ほかの部屋もそうするべく片付けをしていこうと思います。