息子の寝室の照明をリモコン化し、 SwitchBot の開閉センサーを使って照明が自動でオンオフできるようにしました。また同時にエアコンの入り切りも開閉センサーで自動化しました。去年 8 月の終わりの話の備忘録です。
目次
息子の寝室の照明をリモコン化
息子が寝ている部屋も和室で壁に照明のスイッチがなく、ヒモを引っ張ってオンオフする照明が取りつけられています。遮光が完璧だと真っ暗な中ヒモを探すのが結構大変でなので、今回 1 階和室に使っているのと同じペンダントライトがリモコンで操作できる装置を買いました。
1 階和室に買ったものの後継品でオーム電機の照明リモコンスイッチ CRS01W です。
これを天井の吊り下げフックに差し込みねじって固定します。
さらに照明の吊り下げフックを刺して回せば取りつけ完了です。
これでリモコンでオンオフできるので、入り口付近にヒモでリモコンをぶら下げました。
せっかくなので、 SwitchBot のハブミニにリモコンの信号を学習させました。「オン」と「オフ」がそれぞれ独立したボタンになっているので、トグル問題が起きないのがいいところです。登録すると自動で Alexa にも検出されるので「 2 階」というグループに入れました。 1 階の Echo dot から「 2 階の電気つけて」というと息子の部屋の電気がつくようになりました。
SwitchBot の開閉センサーで照明のオンオフを自動化
ここまでくるとリモコンを押すのすら面倒になってくるので、 Amazon Echo 等を買って音声操作したいところです。しかし最近わたしや夫が「 Alexa 、〇〇して」といっているのを息子が真似したり、続けてあえて否定形にして呼びかけたりしたりするので、音声で操作できたら絶対遊ぶと思い、 Amazon プライムデーで Echo dot の第 3 世代がすごく安かったですが購入は見送りました。
出入口付近にリモコンをぶら下げたので前より格段に使いやすくなったのですが、やっぱり自動化したいと思い、 SwitchBot の開閉センサーを購入することにしました。扉の開け閉めで照明のスイッチをオンオフできるようになるはずです。
そして夏は 19 時にスケジュールでエアコンが入るようになっているのですが、それまで換気のため窓と扉を開けているので、閉めにいくのが遅れると冷気がダダ漏れしているのです。これも開閉センサーで 19 時前後に扉が閉まったらエアコンをオンにするようにできます。
SwitchBot 開閉センサーの設置
ということで Amazon のタイムセールで開閉センサーを購入しました。
片開きの引き戸なので以下のリンクに従って上枠に養生テープで仮に取りつけたところです。
→ SwitchBot サポート: SwitchBot 開閉センサー:引き戸の設置方法
SwitchBot 開閉センサーの設定
次に開閉センサーを設定します。
SwitchBot アプリの右上の「 + 」をタップしデバイスを追加します。 Bluetooth で検出されているので「開閉センサー」をタップ。本体のボタンを表示ランプが点滅するまで押し「次へ」をタップします。
開閉センサーの名前を決めて「次へ」をタップ。接続するハブミニを選択します。今回は「ハブミニ 2 階和室」をタップすると Alexa に認識されます。
設置位置を聞かれるので「ドア」を選択し「次へ」をタップます。「ドア枠の外側に設置」を選び「次へ」をタップ。
設置位置の注意事項が表示されます。
ここでファームウェアのアップデートが降ってきました。「アップデートへ」をタップし、「アップデート」をタップして少し待つとファームウェアのアップデートが完了します。 V1.0 から V1.1 になりました。
きちんと開閉が認識されるかテストします。
何度か開け閉めをします。「成功」と表示されれば OK です。
次に光センサーの設定します。開閉センサーの設定から「光センサー」をタップします。部屋を暗くして次へをタップ。
次に明るいを設定します。これは遮光して照明をつけたときの照度としました。
SwitchBot 開閉センサーによる照明のオンオフのシーンの設定
開閉センサーがマイホームに追加されました。次にシーンを作成します。下メニューから「シーン」をタップし右上の「 + 」をタップ。アクション条件をタップし「開閉センサー 9F 」をタップします。
トリガーにできるアクションは上のキャプチャーのように開閉、動体検知、照度の 3 つです。
- 点灯:室内が暗い時開けた 19:45 〜 20:30
- 消灯:出るモード 20:30 〜 21:15
上記のようにシーンを設定しました。
しかし片引き戸の上枠に横向きに設置したのだと人感センサーががうまく働かず、出るモードと入るモードが動作しなかったため、高さ 150 cm くらいの場所に縦向きにつけ直しました。本体も磁石も思った以上に小さいので、斜向いも引違いの引き戸ですが干渉することなく柱につけられました。養生テープで仮止めにしておいてよかったです。
次に人感センサーがうまく動作しなかったときのために、ボタンを押すと出るモードになるように設定しました。
これでだいたい思ったように動作しました。
SwitchBot 開閉センサーでエアコンのオンオフの自動化
エアコンはスケジュールで 19 時にオンになるようにしていましたが、 18 時 45 分〜 19 時 30 分の間に扉を閉めて一定の室温より高かったらエアコンがオンになるようにしました。
また朝エアコンを切るときも、 SwitchBot のリモコンのオフだと内部クリーンが動作しなくてエアコン内部にカビが生えたので、わざわざリモコンで切って内部クリーンを動かしていました。エアコンをオフにしたとき内部クリーンを動かす信号を照明の空きのボタンに学習させました。 6 時 45 分〜 7 時 45 分までの間に入るモードでこのボタンの信号を送りエアコンが切れるようにしました。これだと SwitchBot 側でエアコンの状態を正確に把握できないのが残念なところですが仕方がありません。シーンのスケジュールにて内部クリーンが終わっている 8 時に SwitchBot のエアコンのオフ信号を送り、 SwitchBot のアプリ上でもエアコンが切れている状態にしました。
半年使って見ての雑感
夏の朝に扉を開けると自動でエアコンが切れるのはとても便利です。しかしただ難点があり息子の夜寝る時間が徐々に遅くなっているので、 3 人で寝室へいき夫ひとりが寝室から出ていったときに照明が消えてしまうのです。これはシーンが動作する時間を変更することで対応しました。